抗酸化サプリメントが今、色んなところで
売られていて、はやっています。
抗酸化サプリメントは、癌の一因となる
活性酸素を除去してくれるといわれていて
あたかも体にいいような感じで売られて
いますね。
そんな中、人の法で全く常識とは根底から
覆るようなデーターの発表がありました。
喫煙は、体の中に活性酸素を産みだして
癌になりやすいと言われています。
その男性喫煙者に抗酸化サプリメントの
β―カロチンを摂るグループと
摂らないグループに分けて5~8年間の
肺がん発生率を調べました。
通常であればβ―カロチンを摂ったグループ
が発がん率が低くなると予想されました。
ところが、β―カロチンを摂っていたグループ
の肺がんの発生率が、摂っていなかったグループ
よりも18%も高かったのです。
β―カロチンのサプリメントはかえって
発がん率を上げてしまう結果となりました。
これはショックですね。
今まで、抗酸化サプリメントは体にいいものだと
思っていたのですが、それが逆に発がん率を
高めてしまうというのは、大変ショッキングな
データーです。
これは、この実験に使われたβ―カロチンが
天然素材から抽出されたものではなく、化学物質
から合成されたものでした。
化学物質から合成されたサプリメントは
今、日本で売られているサプリメントは
ほぼこのタイプになります。
化学物質から合成された抗酸化サプリメントは
かえって発がん率を高めてしまうようです。
抗酸化サプリメントが体にいいと思って
積極的に摂るのは、注意した方がいいですね。
サプリメントなら何でもいいということでは
なく、中身に注意してもらい何でもかんでも
サプリメントを摂るのは止めましょう。
動物も人にいいからといって人用のサプリメント
を飲ませる前に獣医に相談してください。