がんとはそもそもなにか | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

がんとはそもそも何でしょうか。

癌細胞は自分の細胞が変化

してしまったのものです。

 

 

細胞が増殖したり、

分裂したりする時に

遺伝子がコピーされます。

 

 

この時、ごく稀にコピーの

ミスが起こります。

 


動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ

 

 

これは常日頃おこっていて

毎日、数千個の癌細胞の

もとが生まれていると

いわれています。

 

 

体には、自己治癒力を

持っていて、壊れた

遺伝子が修復酵素に

よってあっというまに

元通りに修復されること

がわかっています。

 

 

これがうまくいかない

ことがあります。

 

 

癌細胞はできそこないの

細胞なので、たいていの

場合は自分で死んでいきます。

 

 

しかし、たまたま死に

損なった細胞が、癌そして

成長していきます。

 

 

体の中では、ナチュラルキラー

細胞などのリンパ球がパトロール

をしていて、癌細胞を見つけると

殺してくれます。

 

 

長年これらのリンパ球の働きが

低下してしまうと癌細胞は

どんどん増えていきます。

 

 

できそこないの癌細胞は

本来は、弱い細胞なのです。

 

 

突然変異を起した細胞なので

まともな細胞ではありません。

 

 

体の中で、しっかりとした

免疫力があれば、癌細胞は

必要以上に怖がることは

ありません

 

 

癌の真相は一言でいうと

免疫力、自己治癒力の低下

になります。

 

 

免疫力が低下することで

本来であれば、リンパ球などが

癌細胞を日々やっつけてくれて

いるわけですから、

免疫力の低下、自己治癒力の

低下が、癌を招いてしまいます。

 

 

なので、本来癌の治療は、

抗がん剤などではなく

免疫力を上げることが

治療になるわけです。