トレーニングで食べ物を使うにはどうしたらいいのか | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

トレーニングに用いる食べ物は、

プレゼントではなく、常に

ご褒美として与える必要が

あります。

 

 

望ましくない行動を定着

させない為には、ペットの

飼主様が食べ物の使い方

をはっきりと理解している

ことが大変重要です。

 

 

トレーニングの時に気を

引く為に食べ物を使う

ことがあります。

 

 

このましい行動を

繰り返させる為には、

ご褒美をすかさず

与える必要があります。

 

 

飼主様がすかさず

与えられない場合は

「いい子だ」と声を

かけたり、クリッカー

を使うのもいいです。

 

 

コマンドが完全に

できた瞬間にご褒美

を音で知らせ、その後

に食べ物を与えます。

 

 

食べ物をご褒美で

用いる場合は、栄養学

的に適切な物をつかい

しょう。

 

 

例えば、その日の食事

から少しとりわけて

使うのがいいでしょう。

 

 

トレーニングが進むに

連れて、ご褒美が規則的な

ものから時々へと

変更していくことが

重要です。

 

 

時々ご褒美を与えると

いうやり方は、やる気を

高め、行動を徐々に

忘れることも防止できます。

 

 

食べ物はそれ自体が

プラスとして働く為

車を怖がるペットに

車の近くで食べ物を

与えることから始めて

徐々に車の中へと移動

することで車の恐怖心を

減らしていくことが

できます。

 


動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ

 

 

同じように首輪やリード

に慣らせたり、受け入れたり

する時にも食べ物を使う

事は有効です。

 

 

食べ物をご褒美がわり

に使い続けると

メタボリックの原因にも

なりかねない為、徐々に

ご褒美を声かけやクリッカー

等に変えていくように

しましょう。