メタボリックを予防するためにはどうすればいいのか | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

昨今、飼主様はペットを家族の一員

とみられている為、多くの飼主様が

ペットへの愛情表現として、食べ物

を与える傾向にあります。


 

しかし、ペットにとって食べ物を持つ

意味合いは、ヒトとは違うものになり

ます。

 


 

飼主様は、ペットを喜ばせたいと思う

あまり、肥満につながる行動学的な

間違い犯している場合があります。

 


 

メタボリックは、ゆっくりと

知らないうちに進んでいくので、

飼主様は気がついていないことが

多くあります。

 


 

「メタボリックになりましたね」

というと「えっ!!太ってるの」

と言われることがあります。

 


 

メタボリックは、長期間のカロリー

のアンバランスが原因になっている

ので、治療は難しくなります。


 

飼主様は常に予防に心がけて

 

いただくことが重要になります。


 

増えてしまった体重を減らすことは

常に難しいものです。

 

その為、メタボリックを予防する

事に重点を置いた方がいいです。

 


 

非常に若い年齢から予防していく

ことが重要になります。

 


 

若い時にメタボリックになりますと

体を作っていますので、脂肪細胞の

数が増えてしまいます。

 

そうなると大人になった時に

脂肪細胞の数が多いとちょっとでも

増えるとメタボリックにすぐなって

しまいます。

また、痩せるのも難しくなります。

 


 

その為、若い時から食事との適切な

バランス関係を築くことが大事に

なります。

 


 

若い時に食事のルールを確立

しましょう。


 

 

1.食事の時間と回数は飼主様

が決めましょう。

 


 

2.食器に近づけるのは、決められ

た時間内だけにする。

 


 

3.必ず一人で食事をとり、飼主様

は食事中に見ていたり、邪魔したり

しない。

 


 

4.決められた時間内に食事を

終えていない場合は、別の部屋に

移してから食器をかたずける。

 


 

5、飼主様は、具合が悪くない

限り、食べるように勧めたいと

いう気持ちを抑えるべきである

 


動物にやさしい自然療法が好きなベジタリアン院長のふじわら動物病院ブログ


 

 

以上のようなルールを確立して

守ることにより、ペットを

メタボリックから予防しましょう。

 


 

次回は食べ物与えることの

アドバイスをしたいと思います。