世界のいたるところに狂犬病は
いるということをお話ししました。
それでは、海外で犬に噛まれたら
どうすればいいのか。
犬に噛まれたら、まず流水で
石鹸をつけて十分洗ってください。
そして、消毒します。
そして、なるべく早く病院にいって
ワクチンを打ってください。
24時間以内に行って
ワクチンを打ってください。
これが発症を抑える最初におこなうこと
になります。
その後、ワクチン接種を5回打ちます。
3日、7日、14日、30日、90日
にワクチンを接種します。
もし、ワクチン接種をうっている最中に
日本に帰国する場合は、打ったワクチン
の空箱をもらって帰ってください。
そうすることで、どのようなワクチンが
うたれているかわかります。
私たちがどのようなワクチンが打たれて
いるか聞いてもわかりませんので、
空箱をもらうのが手っ取り早いです。
それでも100%効くという治療では
ありません。
発症を抑えるということなので、
それでも発症する場合もあります。
そうなると治療することは難しく
亡くなってしまいます。
海外に行く前に狂犬病予防注射を
打つという予防もあります。
海外に行かれる方は、狂犬病の
予防注射を打って行かれることを
お勧めします。