私がおこなっている自然療法の一つの
ホモトキシコロジーと言う治療方法を
ご紹介いたします。
初めて聞かれた方も多いのではないで
しょうか?
ホモトキシコロジー
ホモトキシコロジーは今、当院の診療・
治療にとっては欠かせないものです。
どのように動物達の病気治療の手助けを
しているかを少しご紹介させて頂きます。
■これまでの診療スタイルと
ホモトキシコロジーの関係
ホモトキシコロジーを導入するまでの
診療スタイルは、「現代医療」「西洋医学」
を中心にしていました。
「現代医療」「西洋医学」というのは、
簡単に言いますと、病気になっている部分を
診て治療をすすめるというものです。
例えばガンだったら病気のもとである
ガンを取る手術や皮膚が悪ければ例えば
外用薬を塗って症状を良くするなどです。
しかし、ガンであった場合、それに伴う
痛みや手術のストレスなどが動物達には
発生します。
皮膚病の場合にも、皮膚が悪くなった
原因は皮膚そのものだけでなく、
生活リズムや食事など様々なものから結果
として皮膚病になっているケースもあります。
病気そのものはもちろん、病気になって
しまった動物のココロと体全体を総合的に
診ていくことを重視しています。
この総合的に診るのを助けるのが
ホモトキシーコロジーです。
「現代医療」「西洋医学」=
病気そのもの
「ホモトキシーコロジー」=
自己治癒力を高める補助療法
この2つを上手く連携させることが、
動物達にとってはとてもよいと考えています。
ホモトキシコロジーは「レメディ」
というお薬を使います。
このお薬は自然由来のものなので
副作用がありません。
レメディは色々な種類があり、
その子の病気や症状・性格に
合わせて、組み合わせをします。
同じ病気でも性格が違えば使う
レメディも変わってくるのです。
東洋医学である漢方をイメージして
頂くともっとわかりやすいかもしれ
ません。
漢方は様々な生薬を組み合わせて
治療します。
ホモトキシコロジーも様々な
レメディを合わせて治療するのです。
異なる点は、漢方は粉状のものが
多いですが、ホモトキシコロジーは
注射や内服・ドロップ液・軟膏・目薬・座薬
など形態が様々であるということです。
■当院での治療
当院では「現代医療」「西洋医学」とうまく
組み合わせる事で、動物達に本当にいい治療を
提案したいと考えています。
治療も一つだけでなく、現代医療や代替医療、
統合医療など様々なアプローチがあり、
その選択肢の中で飼主様が納得できる
治療や医学を提供したいと考えています。
動物達の状況や飼主様のお考え・
価値観に合わせて、一緒にベストな選択肢を
選んでいきたいと思います。