冬は人間と同じで風邪が多くなります。
ウイルスは低温、乾燥に強く、高温、多湿に
弱いという性質を持っています。
冬になり、気温が下がって、空気が乾燥すると
ウイルスが活発になり、感染しやすくなります。
また、寒くなると病気に対する抵抗力も
落ちて感染しやすくなる場合もあります。
動物自身の喉や鼻の粘膜は、様々な分泌物を
出して病原体が体に入らないよう防ぐ働きがあります。
その粘膜が乾燥し分泌物が減ると
病原体が体の中に侵入し感染します。
その為、乾燥を防ぐ工夫が役立ちます。
加湿器を置いたり、部屋の中に洗濯物を干したり、
人間が乾燥を防ぐのと同じように
動物にもしてあげてください。
湿度は40~60%を目安にしましょう。
感染すると症状は、人と同じように
咳、鼻水、くしゃみ、目やにといった症状がみられます。
そのような症状がみられたら、風邪をひいた可能性が
ありますので、動物病院で診てもらいましょう。
予防は、人のインフルエンザの予防注射と
同じように予防注射があります。
わんちゃんは5種~9種ワクチン
猫ちゃんは3種~5種ワクチン
がありますので、予防注射を
受けてあげてくださいね。
ふじわら動物病院|新座市・志木市・朝霞市