冬に気をつけたい風邪のお話 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

ふじわら動物病院|志木・新座・朝霞



冬は人間と同じで風邪が多くなります。



ウイルスは低温、乾燥に強く、高温、多湿に
弱いという性質を持っています。
冬になり、気温が下がって、空気が乾燥すると
ウイルスが活発になり、感染しやすくなります。



また、寒くなると病気に対する抵抗力も
落ちて感染しやすくなる場合もあります。



動物自身の喉や鼻の粘膜は、様々な分泌物を
出して病原体が体に入らないよう防ぐ働きがあります。
その粘膜が乾燥し分泌物が減ると
病原体が体の中に侵入し感染します。



その為、乾燥を防ぐ工夫が役立ちます。
加湿器を置いたり、部屋の中に洗濯物を干したり、
人間が乾燥を防ぐのと同じように
動物にもしてあげてください。


湿度は40~60%を目安にしましょう。



感染すると症状は、人と同じように
咳、鼻水、くしゃみ、目やにといった症状がみられます。
そのような症状がみられたら、風邪をひいた可能性が
ありますので、動物病院で診てもらいましょう。



予防は、人のインフルエンザの予防注射と
同じように予防注射があります。
わんちゃんは5種~9種ワクチン
猫ちゃんは3種~5種ワクチン
がありますので、予防注射を
受けてあげてくださいね。


ふじわら動物病院|新座市・志木市・朝霞市