大切なもの | 想庵 ~まさくんのブログ~

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徒然なるままに路地裏や古寺社・古道をぶらついたり飲食を楽しんでいます。

と書いたが、それは何かと考えると、これだと書くのは難しい。

もちろん、色々な切り口があるから、平和は大切だ、地球は大切だ、国は大切だ、家族は大切だ、友人知人恋人…と人により状況によりその時により価値観により様々だろう。

正義、真実、愛、心、善、仁、知恵…観念や考え方、思想といった切り口もあるだろう。

しかし、こうしたものの真ん中にあるのは、自分自身。

自分自身がなければ、何も感じず、考えることもできない。

周囲にあるもの、あると考えるもの・想像するもの、大切と思うものも、自分自身がいて初めて成り立つのだろう。

すると、まずは自分自身があることが大切だ。
命をいただいたこと、原初から今まで命の襷を繋いでくれたことが、かけがえがないことだと思う。

人は一人では生きていけない。お互いに努力し、助け合い守りあい、高めあい、愛し合い、慈しみあい…こうして仲間を守りあうことが大切だ。


まずはこの辺りが真ん中にあって、その真ん中を実現するために、考え方、感じ方、意思疏通の方法・ルール、法令を中心とした皆が努力しあい助け合うために必要な社会のルール、正しい道を進み正しい判断をしより良い未来を作るための知識の継承・学び・新たなより良い未来につながる知識の創造…と、挙げればまだまだあるのかもしれないが、こうしたものを大切にしていくのだろう。


こういう土台の上に、自分にしかできない修行という経験を重ねていって、今の自分がある。

今の自分は到達点ではない。人生を終えるまで、まだまだ修行をしていかなければならない。

そのためには、今の自我を維持するための心身の居場所が必要だ。

生きていれば、さまざまな場面で辛いこと悩ましいこと苦しいことに遭遇する。
緊張や苦難の連続で、自我を守れない絶望のプログラムにいたる場合もあるだろう。

ほんのちょっと歯車がずれると、深刻な事態に至りかねないとすると、そうならないように、自分自身を緊張状態から離脱させ、安心できる居場所が大切だ。


心の居場所…自分が自分であるために大切なもの。
大切な場所、大切な雰囲気、大切な人たち、大切な過ごし方…それぞれが私の心の居場所、大切なものだ。