富士山レンジャー物語その1 富士山レンジャー募集のポスターを見て即決  | 登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

登山経験ゼロ、運動経験ゼロ、都内在住の30代独身・事務系OLのあなたが富士山に登頂するには?

特に刺激のない毎日を送り、休みの日も家でゴロゴロ。
気づけばもう、一週間が過ぎていた・・・。

そんな日常から一歩抜け出し、日本人なら一度は登りたい富士山にチャレンジ!
ほんの少しの勇気と、ある程度のコツさえ知っていれば富士山は登れます!

☆毎日更新中



今からちょうど13年前の今頃。



私は富士山レンジャーとして、



山梨県側の富士吉田口六合目の安全指導センター



というところに勤めていました。



そして、3週間の勤務を終える頃には、



私は周りから心配されるくらいにゲソゲソにやせ細ってしまった



わけなのですが、その当時の日記をもとに、

これから毎日少しずつ、


その時に起こったことを書いていきたいと思います。




当時の私は、まだ大学4年生

年は、なんと22歳です。


東京のとある大学に通っていた私は、登山サークルの同期から、


山梨県が富士山レンジャーを募集している



という話を聞いたのです。


「なんだそれは!?」



興味津々だった私は、


募集のパンフレットを見せてもらうことにしました。

それには、次のようなことが書かれていたのです。


富士山レンジャー募集!

日本一の山、富士山で環境美化に貢献する仕事をしてみませんか!



「やるしかない!」


もう、これを見ただけで、ほぼ参加の意思を固めていました。

そして、その下には次のような文章が。



業務内容


(1)安全登山の指導
(2)ごみの持ち帰り指導
(3)高山植物の保護指導
(4)その他富士山の美化に関すること

勤務地
山梨県側の6合目安全指導センター

期間・募集人数
第1班 7月 1日~7月21日 2名
第2班 7月22日~8月11日 2名
第3班 8月12日~9月 2日 2名

手当

1日 11,500円(食費代1,500円込み)



「絶対やる!!」


読み終わった時には、参加の決意は200%に。

そりゃそうです。

当時の私は、最も体力に自信がある時でしたし、

何より、今と変わらず超がつくほどの山好きです。


そして、

究極の怖いもの知らず。

さらに、


座学だけじゃなく、実地での自然保護活動をやりたい


という思いを、ちょうど強く持っていた時だったのです。

そのうえ、


自分の好きなことをやるのに、お金までもらえる


ときてます。



日給11,500円


というのは、大学生にとっては破格ともいえる金額。

もはや、

やらない理由を探すほうが難しいです。


傲慢にも、


「俺がやらなかったら、他に誰がやるんだ!?」

ぐらいに思っていました。


この時はまだ、



3週間のバイトを終える頃には、ゲソゲソにやせ細ってしまう


とは夢にも思っていなかったのです。


続きは明日 です。



※これは13年前の話であり、現在の安全指導センターや富士山レンジャーとは、運営主体も業務も異なり、何の関係もありません。




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