みなさんお元気ですか??
昨日も色々なコメントを有り難うございましたm(_ _)m
今日は
朝から被災地で活動する自衛隊の方々の特集がやっていて、メイク中にも関わらず涙でした。
あたしが涙してどうするんだと我に返りましたが、やっぱりこーいった人のあたたかさ強さなどは心に響きますね。
自衛隊の中にも、カウンセリングを担当する人がいるみたいで、働いている自衛隊員の方の精神的な部分であったりをカウンセリングしてくれるそうなんです。
そして
3月11日から今までの間で、カウンセリングに来た人の数が。。。
なんと。。。
1人だけなんだそうです
逆に
カウンセリングの方が心配で合間に自衛隊の方にお話を聞いても、今は被災者の方の為や日本の為に耐える時だと言われるらしいです。
自分だったら。。。そぅ思うと本当に感謝ですよね。
と言うか
敬意を持って有り難うございますと伝えたいです。
昨日から書いている避難所での炊き出しですが、避難所の近くにも本当に沢山の自衛隊の方々がいらっしゃいました。
もっと感謝の気持ちを伝えられればヨカッタなぁ。。。
あとは
昨日書いた「生成の森」の避難所には、ANAと書かれた大きな車が止まっていて、何だろう??っと思っていたら、その車は避難所へのお風呂を用意している車なんだそうです。
空港会社さんがお風呂での援助をしていたなんて本当にビックリでした。
そして
お風呂と言えば。。。
炊き出し2か所目は「歌津中学校」の避難所です。
その避難所では、お風呂が付近の方々も自由に入れるようになっていました。
そして
学校の玄関の入り口に1つの犬小屋が。
中から可愛いわんこが出てきてくれました。
「まる」という名前みたいです。
すっごく人懐っこかったのですが、ずっと尻尾は内側に丸まったままで、本当は怖かったり、警戒しているのかな。。。っとすごく切なくなりました。
そんなわんことの出会いもありましたが、時間も限られているので、この避難所でも色々と準備をしていざ米粉のシチュー作りへ。
前日に下準備していた野菜やお肉達を大きな寸胴鍋で炒めます。
お鍋自体も、かき混ぜるものも大きくて、何だかジブリの世界を思い出してしまいました。
牛乳もたっぷりと入れてからは、とろみを付ける為に米粉をいれます。
今回の炊き出しを企画していたみたけ食品 さんの米粉パウダーです。
米粉は
てんぷら粉としてや、お好み焼きやお菓子などで使う分には本当にダマになりずらくて、小麦粉よりも扱いやすかったりするんですが、沸騰したものや熱湯にそのまま入れてしまうと熱で団子状になってしまうので、熱いものに入れる場合には1度水などで溶いてから入れて下さい。
そして
出来上がりを待っている間に、ちょこっと写真を撮ったりしていたんですが、この中学校にも沢山の支援物資が届いていました。
決してこれですべてが揃うとゆー様な事ではないと思いますが、前はよく支援物資を送っていてもしっかり届いているのか?などの話も聞いていたので、少し安心でした。
そして
5時からの炊き出し開始時間よりも先に待っていてくれたお姉さん達に、少し話を聞かせてもらいました。
震災後のすさまじい状況だった事の話や、自分の家族や周りの家族の事、避難所の事などetc。。。
その中で
あたしにはとっても素朴な疑問があったので、それも聞いてみました。
「こういった炊き出しがない時は一体どうしてるんですか??」と。
そしたら
今は結構な頻度で炊き出しに来てくれる人もいるとの事。
その日のお昼はミャンマーカレーという今まで食べた事のなかったものまで食べられたと言っていました
そして
炊き出しがない日には送られてきた支援物資や、避難所にいるお母さんたちが作ってくれたものをみんなで分け合う事が多いそうです。
避難所の方々が「結構炊き出しに来てくれる」とゆー言葉に、すごく心があたたまりました。
もちろん
1日3食が満足のいく食事だというわけでもないと思うし、ましてや食べたいものがあるからと言って食べられるわけでもないとは思うのですが、その変わり今まで食べた事のない食べ物を食べられたとゆーポジティブな言葉にも本当に強さを感じました。
そして
シチューが出来上がり、開始された瞬間から沢山の方が並んで下さっていて「美味しい美味しい」と言ってくれてとても嬉しかったです。
普段
自分で料理をするとしても、基本的には自分の分だけなので、あたしがお手伝いした料理をこんな沢山の人に「美味しい」っと言われるなんて。。。
有り難うございますm(_ _)m
この日は
移動以外はほとんど立ちっぱなしだったりで、足が結構パンパンになってしまったんですが、何だか疲れれば疲れる程に元気をもらえました。
そして
もー1つ。
この避難所にはパトカーが止まっていたんですが、そのパトカーのナンバーが何と奈良ナンバーでした。
他にも
神奈川警察と書かれた服を着ている警察官の方などもいたし、本当に日本が1つになっているんだなと思いました。
しかも
自分に出来る事で。
あたしも
被災地や被災者の方たちに何が出来るかと考えながら、義捐金や物資などの支援などはさせてもらっていましたが、それをしたとしても、しっかり役にたっているかな~とか、色々な情報が飛び交う中で心配になる部分も少なからずあったと思います。
だけど
今回しっかりと現場を見れたりみなさんと会えて話を聞けた事で、今まであたしが得てきた情報との違いや逆に同じだった事なども自分の中でしっかりと感じる事が出来ました。
そして
今まであたしのいる場所で何が出来るかと、地方で参加させてもらったイベントなどでは募金活動なども行っていましたが、やはり被災地で何かしたいという思いもありました。
ただ
体力的にも人並だし女の子だし、行っても何か出来る事があるのかなぁ。足手まといになるだけかな。。っとも思っていました。
その中で
もし出来る事とすれば、炊き出しだったら少しは作業で手伝える事も多いんじゃないかと思ったんです。
そーゆー事を周りに話していたら、今回の炊き出しを教えてもらって参加させて頂く事が出来ました。
今回は
ギャルママツアーや米粉でも色々とお世話になっているフードアクションニッポンの皆さまや、その活動に関わるみなさま、炊き出しの料理のキーワードにもなったみたけ食品のみなさまetc。。。
約20名ほどの方々と一緒に行かせて頂きました。
機会をくださって、本当に有り難うございましたm(_ _)m
そして
今まで結局は被災地に行っても自分には何が出来るんだろう。。。などと思ったりもしていましたが、やっぱりあの現場に行くと、気付けば自然と自分に出来る事を探しだします。
むやみやたらに被災地に行った方がイイという意味ではないし、現地に行かなくても出来る事がある人や、やらなきゃいけない事がある人も多いと思います。
ただ
少なからず、あの場所では本当にどんな小さな事でも必要としている場所だと思いました。
それは
決してカタチに見えるモノなだけじゃなく、他愛もない会話だったり、子どもたちのふれあいだったり。。。
なので
今後とも風化させないよう、機会をつくって行きたいと思います。
そして
当日の朝には海に霧がかっていたんですが、午後からはとても晴れていて、とてもキレイなマリンブルーの海でした。
ここからは炊き出しが終わってから帰りの写真なので暗くてスミマセン
少しでもみなさんに元気が届けられます様に。。。
↑歌津中学校の下駄箱に貼ってあったものです。
みんな地元が大好きなんですね。
□今日の一言□
誰が正しいか
じゃなく
何が正しいか
って
考えてみる。