みなさんお元気ですか??




昨日に続き、暖かい日が続いているので、渋谷でも上を向いてみると桜のつぼみがチラホラ咲いていました。




そして

昨日も沢山のコメントを有り難うございますm(_ _)m




あっとゆー間に明日から4月。




新しい年の始まりでもありますね。




今まで以上に時間の流れの早さと、現実のギャップについていけない自分もいますが。。。




でも

時間の流れはみんな一緒ですよね。




出来る事を全力でやりたいと思います。





今日は

昨日書いた、いわきFMでお世話になっている方からのメールを、自分の想いも込めて紹介しますね。




まずは届いたメールから。



↓↓↓



FMいわき周辺は、ほぼ平常の状態に戻りました。

水道も、会社も自宅も出るようになりました。



ただ、海辺の被災地は筆舌しがたい状況です。

私が取材で入った「薄磯」というエリアは、

一面に民家や民宿が広がっていましたが、

中学校の建物がポツンと残った以外は

津波で全てが流されて、がれきの山になっていました。



こういったエリアの復興をしたくても、

原発の風評被害で、なかなか進まないのが現状です。



市内も、支援物資をはじめ、

スーパーなどにも 物資は入ってきていますが、

一番の悩みの種は、農作物の出荷制限をめぐる動きです。



私たちも懇意にしている トマトのハウス栽培をしている会社でも

放射線量が基準値以下にも関わらず、

発注が取り消されて、どんどん育つトマトを廃棄している状況です。



他の農家の方や、漁業関連、水産加工関連の方も、

かなり過酷な風評被害に遭っているようです。



単に「福島産のほうれん草が摂取制限」といいますが、

福島県は広大な面積を誇り、

一部地域で基準値を超えていても、

他の地域では 基準値以下・通常レベルです。

また、種類も 屋外で葉を広げる野菜の一部なのに、

全ての農産物が危険だと思われています。



被災地以外の皆さんには、

そのあたりを誤解しないでいただきたいと願っています。



いわき市については、物資についてはほぼ安定供給になりました。

ガソリンはもう少し落ち着かないとダメかなぁと。

でも、街なかは どんどんお店も再開して、

市外に避難していた人達も 徐々に戻りだして、落ち着いてきました。

ここからは、いわきから出荷される生産品(農業・漁業・工業も!)が、

風評被害に打ち勝っていけるか、そこが勝負だと思っています。



もしよろしければ、風評被害について、皆さんにお知らせ頂ければ幸いです。

私たちは、トマトもほうれん草もカブもバクバク食べてます(笑)



あ、ヨウ素131がどーしても心配な人は、

ほうれん草だったら、よく洗って、茹でて、冷凍して2週間。

(ヨウ素131の半減期は8日間なので)ほぼ収穫時の1/4まで 減っちゃいます。

放射化学の大学教授に教わった、放射能対策クッキングです。

↑こんな話も、FMいわきのサイマル放送 でお聞きいただけますよ★






との事です。



このメールを頂いた時、もちろん少しでも沢山の人に知ってもらいたい!っと率直に思いました。




でも

この問題に関しては、自分も専門家ではないし、周りでもよく言われていますが「この量であれば今は問題はない」とは言われるけど、だったらどの量であれば問題なのか?「今」は平気でも、「いつか」は何か影響が出てくるのか?。。。




調べてみても、まだまだわからない事だらけです。




そして

何となくわかっている情報の中でも、放射線量に関しては天気などでも濃度や拡散の仕方で日々変わっていると思うので、一概には言えない部分もあるのかな。。。などと色々と考えました。





でも

わからない事だらけの中でも、このメールで綴られているのは被災地の方の、気持ちや想いや現状etc。。。現場にいる方の声である事は、わかる事でリアルです。





だったら

その声を伝える事があたしの出来る事でもあると思いました。






この様に思っている農家さんや東北の第一次産業の方は本当に沢山いらっしゃると思います。




その事を知った上で、これから手に取る野菜などを選んだり出来たらいいなと思いました。




こんな風に言ってしまったら無責任かもしれませんが、専門的な知識があるわけでもなく、あたしの考えが正しいなんてまったくもって言い切れません。




でも

何か迷った時の選択肢として頭の隅に置いてもらえたり、みなさんの考えが少しでもポジティブな考えに進む、1つの意見として受け取ってもらえたら嬉しいと思うので書かせてもらっています。





あたし自身

今まで農業などに関わる前までなどは、スーパーや八百屋などに行った時は出来るだけ形のイイものや、傷の少ないものなどを選んでいました。




1人暮らしなので、使う量が合わなかったり、急な外食などが入ってしまったりで、買ったわりには使い残したモノをダメにしてしまう事もありました。




でも

現場に行ったり、農家さん達と触れ合い色々と教えてもらう中で、それらだけがイイとは一概には言えないんだな。っと勉強させてもらいました。




その他にも

農家さん達が一生懸命育てた姿や、作物に対しての想いを一生懸命語ってくれた事などを思い出したり。。。




今までの

固定概念をすぐに崩すのは難しいですが、やっぱり少なからずそーいった事を知ると変わる部分も出てきます。




例えば

形が良くないものが気になるのだったら、元の形がわからない様に調理も出来るし、傷が気になる場合も同じだと思います。



むしろ

時間が経ってしまい、大丈夫かな?っと思ったモノなどは、どうにかして使えないかな?保存出来ないかな?っと調べたりしました。





そんな事を考えたり調べたりするのは手間だから、だったら最初からキレイなものを選ぶよ。っとなってしまったら仕方ないですが、あたしは自分の知らない事が多すぎると改めて気付けたし、決して無駄ではないと思っています。






ただ。。。




今回の問題については目に見えないものなので、こうやって例える事すら適切ではないかもしれません。。。




でも!

とにかく、こういった事を知るのと知らないのとじゃ、絶対に考え方は変わってくると思います。




出ている出荷制限などをあたしがどうにかするなんて大きな事は出来ないかもしれませんが





この先出荷制限が解除された時、本当に問題がなく、少しでも早く解除されて、それらの産地の名前が出た野菜が並んでいる時などetc。。。




色々な災害を乗り越えてやっと出来た野菜達や、それを作った農家さんたちの風評被害などが少しでも減ってくれたら。。。むしろみんなで応援したり、被災地以外の地域でも協力してくれる体勢になれたらいいなと思います。




どうせ作っても。。。なんて農家さんや第一次産業の方々の元気がなくなってしまったら、それこそ復興なんて言ってられない状況になるんじゃないかと、考えるだけで恐いです。




この今の状態をすぐに変えるのは難しい事も多いと思いますが、自分の考えは自分次第。




そんなキカッケを作る事をしていきたいと思います。




そして

あたしもまだ知らない事も多いと思うので、みなさんの中でもそんなキッカケに繋がる様なアイデアなどもありましたら、是非教えて下さいm(_ _)m





。。。


なんだか

いわきの方の想いなどを伝えるつもりが、最後は自分の想いを書きつづってしまいましたが。。。




とにかく

どっちの想いも、みなさんには伝えたい想いとして書かせてもらいました。




本当にいつも長々と最後まで読んで下さり有り難うございますm(_ _)m




少しでもみなさんに元気が届けられます様に。。。





□今日の一言□


こんなに

色々な情報が

飛び交っている中で


本当か

嘘か

疑う前に


ちゃんと

知っておいた方がいい事も

沢山ありすぎるんだろうな。




↓東北に救援しに行った看護師さんのブログを見て思いました。

コチラ です。