金持ち父さん貧乏父さん




第一 金持ちは金のために働かない

人生は君に話しかけたりはしない。君のことを突いてあちこち連れ回すだけ。もし人生から教訓を学ぶことができれば君は成功する、!学ばなければつつかれるだけだ。つつかれてそのままにしておく人、もう一つは怒って突き返す人。ただ多くの人はつつく人を上司や仕事、家族など間違った人に続いてしまう。みんな人生が自分をつついていると知らないからなんだ。負けるのが怖くて勝利の感激を味わおうとしなかった。安全なこと以外はしない道を選んだ。

お金が欲しいのは欲望と恐怖の解消のため。自分自身をみつめ本当はなんなのか事実を確認しないと良い生き方はできない。自分の感情に正直になって自分のためになるように感情を使うんだ。

お金の恐怖から逃れるためには、まずお金の持っている力を学ぶこと。貧乏な金詰まりの原因は恐怖と無知。この罠を仕掛けるのは自分の感情。恐怖と欲望のみで生きると例え金で成功しても今度は失う恐怖を持つ。人間の一生は無知と啓蒙の間の絶え間ない戦いである。貧富の差が大きくなりすぎると文明は滅びる。歴史の授業で年号の暗記ばかりしていないで教訓を学ぶんだ。


第二 お金の流れの読み方を学ぶ

 人生で大事だのはどれだけお金を稼いだかではなくどれだけお金を持ち続けることができたかということ。ファイナンシャルインテリジェンスが乏しい人はお金がいくらあっても使い続けてしまう。何世代際までそれを残すことができたか。金持ちは資産を買ってそこから収入を得る。学校は雇い主ではなく雇われる優秀な従業員を育てる教育をする。持ち家は感情的意味合いが強くファイナンシャルインテリジェンスを鈍らせることがよくある。持ち家を購入することは資本の機会損失を生んでいる。バックミンスター・フラーは、富というのはあと何日間その人が生き残れることができるかという金銭的耐久力をみる。


第三 自分のビジネスを持つ

 自分のビジネスは収入ではなく資産を中心に展開する。

不動産は7年で売る。一度手にした資産は二度と出て行かないようにする。資産に入ったお金はあなたの労働者と考えるべき。


第四 会社を作って節税する

 ファイナンシャルインテリジェンス

1、会計力 2、投資力 3、市場の理解力 (経済感覚)4、法律力


第五 金持ちは金を作り出す

 才能の開花を邪魔するのは過度な恐怖心と自信のなさ。リスクを負うこと。大胆になること。恐怖を力と知恵に変えること。選択肢を増やすために資本家になるんだ。


1他の人が見過ごすチャンスを見つける技術

2資金を集める技術。投資は買うことではなく知っているとの方が大きな役割を果たす。

3頭のいい人間を組織する技術


第六 お金のためではなく学ぶために働く

 30歳までには失敗をしておくこと。いくら稼げるかではなく何が学べるかで仕事を選ぶこと。いま、毎日やっていることはどこに行き着くのか。長い目で見た場合、教育はお金より価値がある。専門的な仕事をするなら、潰しが効くように組合に入ること(教師、パイロット)


実践1

 五つの障害

1、恐怖心

 失敗するなら若いうち

損をした時にどう反応するか。若い時からはじめ福利の効果を利用する。人は損するのが怖くてそのために損をする。慎重になりすぎる。金持ちになる喜びより、損することの恐怖に勝てない。手持ちの金が少ない人は焦点を絞ること。バランスばかり気にしていては歩く動作はできない。

2、臆病になる

 損しない方法を選ぶと金持ちにはなれない。逆指値をすればリスクヘッジできる。

3、忙しいことを理由に怠ける

 忙しくする理由は真っ向から向かってくる問題を逃げるためだ。大切な問題から避けようとしているから。欲張りごごろを持つ事が対策となる。欲張りごごろ(今より良くなる何かを求める心)に罪の意識を持つような教育は良くない。子供に倹約精神を植えるより意欲的な心を植え付ける。どうして変えないのではなくどうしたら帰るかを考える。投票の達成のプロセスを考える事が大切。罪の意識が、欲望から生み出させる健全な精神を骨抜きにしていまう。「ウォール街」

4、自分への支払いを後回しにする悪い習慣

 支払いに追われる事でやる気を出す。自分に対しての支払いを最後にすると弱くなる。

5、無知を隠すため傲慢になる

 嘘をついているわけではないが、本当のことを言っているわけでもない。専門家が自分で知識武装を。

実践2

スタートを切るための十ステップ。

 職業を身につけ、お金のために働く方法を学ぶのが一番いいということを教え、お金を自分のために働かせる方法は教えない。

 強い目的意識を持つ。

やりたいこと、やりたくないことが行動の理由。その理由が明確で強固でなければすぐに楽な方へ行ってしまう。

 毎日自分で道を選ぶ。選択する力

自分の時間やお金をどう使うか,何を学ぶかは毎日選択するべきこと。教育に投資すること。謙虚にたくさんの投資家の話を聞き、その投資家ならどう考えるかなど複数の考え方を持つこと。理屈をこねる知性は傲慢さと一緒になって無知と全く変わらない。知性の高い人の家計がその知性を反映していないということはよくある。

 友人を慎重に選ぶ 協力の力

貧乏な人や臆病な人の言うことを聞いてはいけない。投資は売るときに利益を出すのではなく買うときに利益を出す。

 新しいやり方を次々仕入れる 速習の力

何を学ぶかは慎重に決めること。自分が学んだことを実行に移すだけの行動力を持て。より早く効果の上がる方法を探すこと。時代遅れになる前に、いかに早く学びこの技術を身につける事が大切。

 自分に対する支払いをまず済ませる 自制の力

突いてくる人生に対して自制できるか。自己コントロール能力。自分自身のビジネスに必要な管理能力は1,キャッシュフロー管理 2,人の管理3,自分の時間の管理

どんな事があっても自分に対する支払いを優先し、支払いのプレッシャーに対しても断固とした姿勢でのぞみ、その時の自分の発想力を引き出す。

 6ブローカーにたっぷり払う。忠告の力。

 管理の力を養う。専門分野で自分より優れている人間を管理するのは難しい。

7元は必ず取り返す。

 元手を回収した後資産になるものを買う。不動産、株など

8贅沢品は資産に買わせる。

 欲しいものを買いたいと思う機会を利用して何か学べないか。自分を抑制する力を持たないものは金持ちになるのは諦めろ。険しく見える道でも後で見たら楽な道になる事がある。

9ヒーローを待つ。

投資が優しく見えるようなヒーローを見つける。

10教えることで得る

 出し惜しみしないこと。与えること。世界はあなたを移す鏡。自分が今持ってるものを出し惜しみせず気前よく人に与えること。するとあなたに対して気前の良い世界となる。


実践その3

具体的な行動を始めるためのヒント

 今やっていることをやめる

自分を俯瞰し、うまくいっていることとうまく行っていないことが何かを見極める。

 新しいアイディアを探す。

いろんな本を読む。本を探す。

 自分がやりたいと思っているとをやり遂げた人を見つける。

 講座に出席する。

 買付申し込みをたくさんする。

物事をスタートさせる何かを行なう。

 散歩,ドライブをして街の動向をチェックする。

 将来の価値を見極める。

自分の求めているものをはっきりさせ、狙いを定める。

 株式をバーゲンで買う。

スーパーの買い物と逆の買い方を株にする。

 買い手を見つけてから売り手を探す。

パイを大きくして買う。周りを巻き込んで買いわりやすにてにいれる。

 歴史から学べ、カーネルサンダース、ビルゲイツ。

ナポレオンヒル 頭を使って金持ちになろうという本がある。そんなに難しくなく金持ちにはなれる。安全に運用する。賢く運用する。