渋沢栄一と「論語と算盤」






チャプター1

尾高惇忠はいろいろな本を読む事で自ずと意味が取れるようにしていく多読の方法を取り入れる。面白いと思う本を勧めた。栄一は時代の流れに逆らわず、来た球を打つといった態度をとっていた。運命の女神の前髪掴み。温かい家庭で育った子は拗ねたり甘えたりする自由さが在るが養護院の子供にはそういった奔放さはなく楽しみも自由もないと捉えます。知仁勇(知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず。判断力、優しさ、勇気、行動力論語の三徳。仁義道徳に基づかないと利殖はうまくいかない。富は道理を得たものでなくてはならない。人の交わりの根本は孔子のいう恕である。お金は仕事の残りかす。

チャプター2

 大きな成功よりも道を踏み外さないことの方が大切。孔子の弟子、顔回は勉強家。この価値観が今の日本のお金は卑しいものとしたイメージにつながる。

行為の善悪は志(動機)所作(結果)の両方で見る。仁義道徳に反することなかれ、!争いに至らないようにしなくてはならない。知好楽。化学がアクセルなら道徳はブレーキ。道理に従っていきさえすれば人生は成功。


チャプター3

大隈重信 浩然の気 天地に充満する生命や活力の源となる気。孟子、至大至剛しだいしごう

徳川家康 適材適所力。「三河三奉行」仏高力、鬼作座、どちへんなしの天野三兵。

儒教の重用。朱子学。文生。

佐藤一斎 言志四録 徳育。