ステップアップツアー「かねひで美やらび」最終日、1番のティーイングエリアに並んだ最終組の3人は、緊張のファーストショットを迎えます。

 

 〈1番パー4〉最初に打つのは、我らが藤田光里選手。ドライバーを力強く振り抜くと、フェアウェー左にナイスショット。3打差で首位の後藤未有選手も、フェアウェーセンターに最も飛ばしました。

 

 藤田選手の残り126ヤードの2打目は、グリーンセンターにオンするも、ピンまで長い距離。それでもバーディーパットは距離感ピタリでわずかにカップ右に。後藤選手と共にパーで発進しました。

 

 

 

 

 続いて、中継放送は後半へ。9番までのハーフで、藤田選手は2バーディー、2ボギーのイーブンで5位タイに、首位を守る後藤選手は3バーディー、1ボギーで2つ伸ばし、5打差に広がってます。

 

 〈10番パー4〉藤田選手のティーショットは、フェアウェーど真ん中にファインショット! 2打目はピン左手前2mほどにオン。「このショットが最高です」と解説者。しっかり沈めて9番から連続バーディー!! 後藤選手はバーディーパットがショートしてパー。

 

 〈11番パー4〉右ファーストカットからの藤田選手の2打目は、グリーン手前でいいバウンドをしてピン左手前1mほどにピタッ。慎重に沈めて3連続バーディー!!! 後藤選手はガードバンカーから寄らず入らずでボギー。2打差に。

 

 

 

 

 

 

 〈12番パー5〉2打目を左ファーストカットにつけての3打目は、ピン方向左に立つ木の枝が邪魔ながらも、ピン右手前1mほどにまたピタリ! 解説者も「乗ってきましたね!」。4連続バーディー!!!! 後藤選手はパーでついに1打差に。

 

 次のホールへ向かう藤田選手は、引き締まった顔で戦闘モード。この目ヂカラを待ってました! 解説者も「ゾーンに入っていっている。目、表情がすごく力強い」と興奮気味に語ります。

 

 中継放送のない13番は、リポートによると藤田選手はバーディー逃しの惜しいパー。後藤選手はピンチでのナイスパー。追いつくまでには至りません。

 

 

 

 

 

 〈14番パー3〉藤田選手はグリーン左奥にピンまで長い距離を残してオン。後藤選手は右バンカーに入れるも、うまく出してパーセーブ。藤田選手はいいタッチのロングパットながらわずかにカップ右へ。タップインでパー。

 

 15番は中継がなく、リポートでは2人ともピンチを迎えながらパーセーブしたとのこと。

 

 いよいよ、1打差のままで、残すは上がり3ホールとなりました。 

 

(つづく)

 

 

 

 ※当ブログの「『かねひで美やらび』TV観戦ルポ(1)」から