1月16日の築地の生マグロ競り場! | 築地まぐろ藤田社長ブログ

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築地場内市場仲卸フジタ水産



初荷で賑わった1月も、そろそろ終わり。

津軽海峡のマグロも、

時化や海水温の影響で入荷もまばら。



本日は、津軽海峡もゼロ。

競り場の空間が目立ちます。

国産天然生本マグロは、銚子と長崎の二本のみ。





銚子のマグロは300キロアップと、かなり大型です。

どちらも良い魚ですが、私のタイプとは違いました。

以前にもお伝えしたように、マグロ屋にも個性があるんです。


最近の私のお気に入りのマグロは、長崎県壱岐の一本釣り。

食べ味の個性は津軽海峡とは違いますが、

フワッとした身は私好みなんです。 (^^)

又しても写真が無いのですが、来週には必ず、、、、 (^^;)


昨年は、壱岐の一本釣りも不漁。

あまり、写真をアップ出来なかった記憶が。


これも以前お話ししましたが、

壱岐の漁師さん達には本当に頭が下がります。

資源保護の観点やマグロの処理方法など、

今も弛まぬ努力をされているのです。

若い漁師さん達が育ってきているのも、

地域一丸となっている証拠なのでしょう。

これからも市場に、上質なマグロを送り続けて下さい!


津軽海峡の漁期も、そろそろ終わり。

海水温も、かなり下がっていると聞いています。

低い方が脂が乗るのでは?とお思いでしょうが、

マグロにも適温があるんです。

低すぎると自分の適温を求め、南下など移動を始めます。


意外と、寒がりかも知れません。 (^^)



北は、低気圧に囲まれています。

来週は、操業が困難である事が予想されるでしょう。

北も南も、時化前に数本あがったとの情報も。

週明けの競り場に期待して!


様々な思いを持った築地最後の初荷でしたが、

嬉しい出来事も。

そのお話は、またこのブログで! (^^)



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