僕は高校時代、愛工大名電高卓球部と言う当時は、超々体育会系で過ごしたため、勝ち負けにはこだわりがあり、人間性や上下の人間関係にも絶対的な考え方を持っています。
名電高卓球部の様な全国レベルの運動部になると、どんな大会でも優勝以外は何の価値もないのです。
そして、当時は名電高の卓球部員と言う事に誇りを持っていました、今でもその誇りは変わりません。
卓球部で過ごした高校三年間は、人間としての僕を形成した原点とも思えます。
学校、練習、寮生活、全てとっても貴重な体験でした。
激しい練習、先輩からの無茶苦茶なシゴキ、そして完全なる完璧な上下関係。
中途半端な根性では、続かなかったでしょう。。
中学を卒業して、すぐにそんな世界に入る訳ですから、
その激しさに耐えきれず辞めて行った部員もいました。
ライバルに負けたくない!
当時は、毎日、15時に授業が終わり、15時半~17時半、途中食事を挟み、
18時~22時まで練習して、一度、寮に戻り三年生のマッサージや夜食などの世話をして、夜中の24時過ぎから明け方まで練習した時もありました、いわゆる夜通し練習ってやつです。
現代の科学的根拠に基づいた練習方法では、あり得ないですけどね(笑)
でも、今思うと本当に良い経験をしたと思っています。
そんな体験をさせてくれた両親や兄には心から感謝しています。
社会に出たら、さまざまな困難が待ち受けていました、もちろん今現在もです。
しかし、肉体的にも精神的にも、卓球部時代に経験した事に比べたら、足元にも及びません。
(経済的な事は、また違いますけどね)
言葉遣い、姿勢、態度、敬う気持ち、気配りなんかもそうです。
現在、僕の周りには、体育会系にいたと言う輩がいますが、まったくの別者と感じてしまいます。
「格」が違うと言った方が分かりやすいかな。
ガッツやパワー、情熱は、本人が、自分で自分に感じて、内面から吹き出すモノとも思います。
「達成感」って快感です。
一度でもソレを味わうと、もう一度、もう一度、もう一度って、欲張りだから思うのです。
これはどんなスポーツでも、どんな事でも同じだと思う。
時代は、昔と今と確かに変わっていますが、自分次第で成長も出来るし成功も出来ると思います。
情熱は無限大。
情熱には限りが無い、どこまでもいつまでも情熱を胸に持って「熱く厚く生きよう」
しかし、今、周りを見渡してみたら、熱い志を持った若者は少ないと感じます。
また、ソレが何なのかが解らないのも現実かも知れませんね。
そしてその子の人生には、熱い志は必要ないのかも知れないし。
ただ、これだけは絶対に言える事は「人生は自分次第で良くもなるし、悪くもなる」と言う事。
時代や環境などのせいにしてはいけない、自分次第だ。