キレないっすよ。。。vol.2 | デザインとアートディレクション

デザインとアートディレクション

デザイナーでアートディレクターの藤田和人です。
名古屋の老舗デザイン事務所 株式会社アトリエシア

名古屋も東京も梅雨入りしました。いよいよ夏も近くなって来たって感じですね~。今日は午後に東京入りしました。明日とあさってはビッグサイトで、その後二日間はフォーラムです。繁忙期もやっと落ち着きつつあります。でも月末迄に、会社説明会用の資料の作成が。。。

さて、今日は、過日記事にした「キレないっすよ。。。」の続編です、「波乗りしてました!」って話です。

僕と波乗り(サーフィン)との出会いは、デザイナー学院時代にまで遡ります。当時知り合った友達の影響で始めました。子供の頃から運動はしていたので、ボードの上に立つ事はすぐにできました。でも、その後、ボトムターンが出来るようになるまでが長かった。。。

経験された方は、解ると思いますが、テイクオフしてボトムターンしてアップスダウン~キックバック~ってな繰り返しが、基本かと思いますけど。初めのうちはなかなか出来ませんでしたねー。パドリングも弱くちょっと波の高い時や流れの強い時など、もう大変でした。海に入った場所からアウト(沖)へ出るまで、数百メートル潮に流されたなんて事もざらですよ(笑)でもしばらく続けていると、自然に筋肉もついて余裕でアウトへ出られるようになりました。まぁ、技はあんまり出来ませんでしたけど当たり前なロングライディングは出来るようになりました。あとオフザリップやフローターぐらいは。

そこまでのプロセスの中で、一度だけ大会で優勝しました!でもCクラスって一番ヘタクソなクラスですけど。。。

数年間、春夏秋冬、春~秋は伊良湖や伊豆下田へ、冬は日本海へとよく行ってました。振り返ると、波乗りとの出逢いでも、自分は大きく成長したと思います。どんなに意気込んでいっても、自然が相手なので、バッドコンディションの時は危険で海に入れない、当時は今ほど情報化社会じゃないので、天気図と天気予報と地元の知り合いの情報しかなく、全く波がないなんて事もありましたよ(笑)。そんな時は、ビニール袋を片手にビーチ清掃でしたね。

あと、こんな事もありました、波乗り中にワイプアウトして、足を切って病院に運ばれて、何針か縫って、でもその次の日、東京出張で傘を杖代わりにして足を引きづりながら行った憶えがありますわぁ。とか、ワイプアウトして波にモミクチャにされながら海底に頭を打つけて首が『ボキボキっ!!』って言った事も!!死ぬかと思った!(笑)スキーやスノーボードもやってましたが、波乗りの場合は、下が海なので動いているんですよね!その分、難しかったかなぁ。

夏場は、朝4時半ぐらいから海に入って、7時ぐらいに上がってモーニング食べて、また8時から12時ぐらいまで入って、昼寝して、夕方から日没までまた入って。そう、夕方のラウンドは、本当に心地イイ筋肉の疲れが身体中に感じられて、夕日を観ながら「あぁ~、今日もイイ波だったなぁ~」なんて思いながら、ボードの上で波待ちしてましたよ。

そうか!波乗りをしてからですかねぇ、あんまりキレなくなったのは。

自然の怖さと素晴らしさ、そして己の小ささや未熟さを認識させられた時期でした。あの頃の仲間は元気にしてるのかなぁ。。。