マスメディアが発達したはずなのに、田舎のラーメン屋に、リーマンショックは関係無いと言う人がいたりする。
外食の消費に限らず、素材や資源が高騰したり、暴落したりすれば、田舎のラーメン屋とて影響を受ける時代だと思うが、人によって温度差がかなりあるようだ。
田舎だからと言われれば、そうなのかもしれないが、専門性という垣根が問題だと感じた。専門畑を歩き過ぎて、他の畑が見えなくなっているのかもしれない。
グローバル化という言葉は、経済や技術の世界では頻繁に使われるが、行政(内政)にとっては、実感がないのかもしれない。
田舎の農産物と工業製品が、地産地消で循環していれば、外需は関係ないだろうみたいな。しかし、そんな完璧な循環社会を見たこともないし、つくれるとも思えない。
そういった環境で、どんなマスタープランを、どんな指向をもってつくるのか、田舎はワンダーランドだ。
田舎のどこかに、認識を共有する人間がいるのだろうと思うが、今日この頃は、ただ頑張るしかないという精神論だけで終わりたい状態ではある。
で、頑張るしかない。