本丸は、法体系にあるのだと思う。複雑に増改築されたのに、元々のグランドデザイン（何のため、何をするため）が時代にあっていない。もしくは間違っていた。だから、何かを変えようと思っても、思うように変えられない。法律をスッキリさせて、誰が見ても判るような風通しの良い法律に作り変えない限り、迷宮から出れないし、迷宮そのものを消し去ることができないのだと思う。
今日は、びっくりするような話が聞けた。今、昭和１２年につくった計画と条令を変更することを、審議会で検討しはじめるそうだ。理由は、計画の実現度が３割しか達成できていないからとか。半世紀経っても達成されず、条令や計画が生きていることも凄いが、なぜ放ったらかしになっていたのかも不思議。しかも、国の法律が地方へ丸投げされているというユルユルの法律なんだとか。
地方分権ならば、憲法を除く、立法権も地方に委譲すべきなんじゃないだろうか。