子午線の祀り
「子午線の祀り」
平家と源氏の天下分け目の大変な戦いの最中でも、平家の一人ひとり、源氏の一人ひとりにも、ひとりの人としての思いや日常があり、生きている時間を上下の位は関係無く大切に持っていたと思います。私の先入観は舞台の空間へ消えてしまい「平知盛」と「源義経」が月になり太陽になり語りかけてきました。
平家の赤旗が海の上にうす紅色に染めていく様子は胸が痛くなりました。
「見るべきものはすべて見た」
と、言い残して潔く海に身を投じた平知盛の声が今も残っています。
劇場の空間の中で舞台と客席がひとつになって作品は完成します。
シティプラザの大ホールの客席から舞台を見ながら、8月のフジタバレエの「ラ、フィーユ、マルガルデ」の場面を!生徒さんの顔を!舞台装置を!照明を!ゲストの踊り!いろんなことを考えながら劇場を後にしました。
あと、5ヶ月🎀
ミモザ、スイートピーの春から
向日葵🌻の夏まで、今夜もお稽古を重ねて参ります🎵