事業構想大学院大学初代学長の野田一夫先生が2022年9月3日に逝去されました。享年95でした。心からご冥福をお祈りいたします。

 

私が野田一夫先生にお会いしたのは、21年前、私が37歳、津田先生が74歳の時だ。

お会いしたときに「野田先生と私は年齢が倍も違うが、先生は私よりも元気が良いですね」といったことを明確に覚えている。

私は当時東京大学工学部で準教授をしていた。東大工学部に新しい学科「システム創成学科」を作るために様々な議論をしていた。新しいカリキュラムのあり方、評価制度をどうするかなど海外国内の最新の事例を研究していた。その研究の一環として、当時宮城大学の初代学長を務められ、様々な新しい取り組みをしておられた。野田一夫生先生にお会いすることになった。

今でも覚えているのは、宮城大学は外国の研究者や学生を数多く引き受け国際化を進めるとともに、事業構想教育に注力していた事だった。

 

そして最も印象的だったのは、野田和夫先生の元氣だった。

 

それから野田先生とのお付き合いをさせていただくことになり、参議院議員となってからも赤坂にある野田先生のオフィスには時々伺いご指導いただいていた。

日本企業がどんどん元気をなくしていくことを危惧されておられた

 

野田先生の遺志を受け継ぎ、新しいビジネスや産業が興る日本を取り戻すために私も取り組んでいく。

それが野田先生への最大の供養ではないかと思う。

 

野田先生、本当にありがとうございました。