参議院予算委員会において末松文部科学大臣にフリーランスの個人
この2年近く、多くのクリエイターの方々から声をいただき、クリエーター支援を
私の事務所には、そのようなフリーランスのクリエイターの方々から
その事を末松文部科学大臣に訴えさせてもらいました。日本の創作文化を支えるフリーランスのクリエイターの
以下議事録です。
〇藤末健三君
このコロナの被害を受けた音楽界や演劇、映画、そして同人即売会など、文化芸術に対して政府は様々な支援策を講じています。パネルにありますように、文化芸術活動の継続支援事業、アーツ・フォー・ザ・フューチャー、そしてアーツ・フォー・ザ・フューチャー2というのが今動いておりますが、このアーツ・フォー・ザ・フューチャー2では、営利法人に対して売上減少要件が付くなど、歯を食いしばって様々な工夫をして売上げを維持し、事業を継続している方々が支援対象から外れております。また、特に文化芸術活動の担い手として個人で活動するフリーランスのアーティストやクリエーターへの支援がございません。フリーランスのクリエーターの支援は必須と考えますが、文部科学大臣のお考えをお聞かせください。お願いいたします。
○国務大臣(末松信介君)
お答え申し上げます。令和二年度第三次補正予算、アーツ・オブ・ザ・フューチャーにおきましては、予想をはるかに上回る多くの団体から御申請をいただきまして、次期事業に向けた様々なお声もいただきました。これを踏まえまして、次期のアート・オブ・ザ・フューチャー2につきましては、予算を大幅に増額をいたしまして、その中で審査体制の拡充を図るとともに、審査書類の一部を免除するなど審査の迅速化、簡素化を図ることといたしてございます。御指摘のこの売上減少要件につきましては、多くの団体から申請が見込まれる中でも、特にコロナ禍で大きな影響を受けた文化芸術団体に重点的に支援を送り届けるために設けたものでございます。なお、審査が大変遅いということだったんで、百人の方を二百人、約二百人に増やすということに予定をいたしてございます。また、アート・オブ・ザ・フューチャーでは、公演等の実施団体を通じて個人のフリーランスの方にも支援を届ける仕組みとともに、個人の方が新たな任意団体をつくっても申請しやすくなるように要件を緩和いたしました結果、かつての文化芸術活動の継続支援事業での支援対象が延べ七万人でしたけれども、今では我が国の芸術家人口約四十九万人に匹敵する延べ四十八万人に支援が届いてございます。委員の先生方、先生の意見も踏まえまして、今後ともコロナ禍で大きな影響を受けた文化芸術関係者にしっかりと支援が届けられるように努力をいたしてまいりたいと思います。
○藤末健三君
是非、個人のフリーランスのアーティスト、クリエーターの支援、是非よろしくお願いいたしたいと思います。