今回の選挙では、選挙期間最終日の土曜日に住民票がある自宅から離れた場所で選挙の最終応援に行くことになったため、日曜日の投票箱が閉まるまでに帰れないと思い、選挙応援してる場所で不在者投票をしました。

 

はじめての不在者投票でしたが、非常に手続きや投票が面倒であることが実感できました。

 

これから不在者投票をよりやりやすくするよう取り組んでいこうと考えています。特に学生さんは住民票をアパートや寮に移さないことが多く、学生さんの投票率を上げるためにもより簡単な不在者投票の手続きをやるべきです。

 

ネットをもっと活用すれば簡単により早くより安くできると確信します。

以下自分の体験記を記します。

 

まず自分の住む自治体の選挙管理委員会のホームページから不在者投票の申請様式をダウンロードし印刷します。そして、必要事項を記載し、自分で封筒に入れて住所を書き地元の選挙管理委員会に送ります。

私は、選挙の前の週の土曜日に中央郵便局まで行き(普通の郵便局は土曜日は郵便を受け付けません。)不在者投票に必要な書類を送りました。選管から投票に必要な書類が届いたのが木曜日でした。

結局、この様式を送って実際に投票書類が帰ってくるまで6日かかりました。少なくとも投票日の前の週には手続きをすべきです。

木曜日に宿泊しているホテルに東京様式等が届きました。

不在者投票は投票日の前日つまり土曜日の夕方8時(一般的に)までに期日前投票として行わなければなりません。

期日前投票の会場で投票できると思っていましたが、なんと不在者投票の会場が別にありました。一般的な会議室まで案内され、会場に着きましたが、準備をされるのを数分は外で待たせてもらいました。

やっと、会議室に通されそこで投票です。

対応された職員に聞いたところ、ほとんど投票に来る方はいないそうです。

 

さて、いよいよ投票です。 

まず初めに選挙区の投票です。候補者の名簿も入ってましたので簡単に投票できました(できれば選挙ビラも入れて頂けたらと思いました)。投票用紙を保管する封筒は二重になっています。外側の封筒には自分の名前を書きました。

次に比例区の投票です。ピンク色の封筒です。

最後に最高裁判所裁判官の信任投票となります。それぞれの裁判官の主張が分からないのでなかなか判断がつかないのが難点だと思いました。これは一般的な問題点です。

このように不在者投票が非常に手間がかかることがよくわかりました。ぜひともインターネットの活用やより簡単な不在者投票の仕方を研究しなければならないと思います。アメリカ大統領選挙のように輸送による投票も認める必要があるかもしれません。