岸田新総理が所信表明を行いました。
経済系新聞などでは
「新しい資本主義」の実現を強調

「格差がもたらす分断が危機によって大きくなっているとの指摘がある。成長も、分配も実現するために、あらゆる政策を総動員する」

そのために、「非財務情報開示の充実、四半期開示の見直し」、「下請け取引に対する監督体制強化」や、「労働分配率向上に向けて賃上げを行う企業への税制支援強化」を具体的な政策として紹介しています。

が、藤末が注目したのは

岸田新総理が「核兵器廃絶」について

「被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは、「核兵器のない世界」です。私が立ち上げた賢人会議も活用し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、唯一の戦争被爆国としての責務を果たします。私が立ち上げた賢人会議も活用し、核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、唯一の戦争被爆国としての責務を果たしてまいります。これまで世界の偉大なリーダーたちが幾度となく挑戦してきた核廃絶という名の松明を、私も、この手にしっかりと引き継ぎ、「核兵器のない世界」に向け、全力を尽くしてまいります。」

と述べられたことです。

核兵器廃絶を明確に示されたことが最も印象的でした。

私はPNND・JAPAN(世界核軍縮・不拡散議員連盟)のメンバーとして、岸田新総理には、岸田総理が外務大臣時代にも核兵器廃絶に関して打ち合わせをさせて頂いていました。また、広島の平和祈念式典にもおともさせて頂きました。
第二百五回国会における岸田内閣総理大臣所信表明演説
岸田文雄公式サイトより


日本政府の立場としては難しいかもしれませんが、「来年3月に開催が予定される核兵器禁止条約の今後の運用を話し合う第1回の締約国会議への日本のオブザーバー参加」を進められないかやってみます。