本日、広島は原爆投下から76年となります。

 

広島では平和記念式典が開かれるが、今年もコロナのため、私は参列することができませんでした。平和の祭典オリンピックの中、世界中に平和への祈りが広がるようにと願いました。

私は、式典に参列できないため、この4月に広島へ伺った際に、慰霊碑に祈らせていただきました。

 

 

今年1月には核兵器禁止条約が発効しました。

しかしながら、まだまだ参加国は少ない状況です。日本も参加していません。これからより現実的に条約をどう運営していくかが問われます。

また、来年1月にはNPT(核不拡散条約)運用検討会議が国連で191か国が参加し、開催される予定です。

このNPTの枠組みがきちんと機能するように、核不拡散条約がより広がるように、世界の核兵器廃絶を目指す政治家の集まりであるPNNDを中心に様々な国際NGOと連携して進めていきます。

 

そして、核兵器の恐怖や非人道性を後世に伝えるための活動も重要です。

平和祈念館の入館者数は昨年度8割減少したそうです。また、被爆者の方々もお亡くなりになられています。これからより一層ネット上での展示資料や証言の公開などを進め、多言語で世界中に広げていく積極的に広めていくことが必要だと考えます。政府として支援していく必要があります。

 

核兵器廃絶に向けた現実的な取り組みを進めることが、唯一の被爆国であり、核兵器保有国に囲まれら日本の役割だと思います。