7月18日。京都アニメーションにおける放火殺人事件から1年が経ちました。

改めて、亡くなられた方やそのご遺族の方々に心から哀悼の意を表するとともに、二度とこのような事件が起こらないことを心から願っております。

 

この凄惨な事件が起きた日、私は参議院選挙の期日前投票に行っていました。

投票を済ませ、候補者の応援をしている最中にこの凶報が入ってきました。

36名の尊い命が奪われ、33名の方が負傷するというこの凶行を許すことはできません。

しかしながら、私がやるべきことは加害者を責めることではなく、京アニをはじめとするアニメーターの方々が、やりがいと志を持って仕事をすることができる環境を政治の場から支援することと、アニメなどの日本が誇る文化をしっかりと後世に残すための公的な施設を創設することだと考えます。

 

京アニへの寄付金については、全額損金算入ができるよう後輩である経産省の担当課長補佐が頑張ってくれました。

また、アニメーターを含むフリーランスへの支援制度を整備・拡充できるよう、努めています。

 

そして、MANGA議連の会長である古屋圭司衆議院議員や山田太郎参議院議員、小野田紀美参議院議員などの後押しもあり、アニメの原画などを保存・管理し、後世へと伝えていくための「メディア芸術ナショナルセンター構想」を実現するため、昨日公表された『骨太の方針2020』にその文言が盛り込まれました。これを起爆剤として、党派を超えて次期臨時国会において議員立法の成立を目指してまいります。

 

今後の京アニの発展を心から祈るとともに、アニメーターの方々のさらなる活躍を全力で支援させていただきます。