ニューヨークの国連本部で開催される予定だったNPT運用検討会議(再検討会議)が、コロナの影響で延期となってしまったため、NGOが国内で核兵器廃絶に取り組んでいる様々な団体に呼びかけ、「オンラインNPT再検討会議2020」を開催されました。

 

とても興味深い試みだと思いましたので、私も核兵器廃絶を目指すPNND所属議員の一人として、先日取りまとめられたWCRPとの共同提言文について報告したいと考え、参加させていただきました。

 

Zoomでの参加者だけで100人近く、youtubeでの傍聴者を含めると600人以上の方が参加する非常に関心度の高いイベントとなりました。

 

第1部では、「NPTを再検討する」をテーマに長崎大学の中村桂子准教授やICANの川崎哲さん、ピースボートの畠山澄子さんが講演を行いました。
核兵器国と非核兵器国との間にある課題や、唯一の被爆国でありながら核の傘の庇護を受ける日本の役割などについて、改めて直庭させていただきました。

 

そして第2部では16の団体(個人参加含む)から、それぞれの活動についての報告が行われました。

私もこの中で発言をさせていただき、母が長崎に落とされた原爆の雲を見ていることや、核兵器をなくす活動を議員となってから今に至るまでずっと続けていることなどを伝えさせていただきました。

 

今回の参加者の中には、高校生や大学生も多くおられ、今後の活動がとても楽しみだと感じました。

 

主催者及び運営者の方々にはこの場をお借りして、心より御礼申し上げます。

これからも多くの仲間とともに、核兵器をなくすために取り組んでまいります。