2020年4月27日。今日は本来であれば、5年に一度開催されるNPT(核不拡散条約)運用検討会議が開会する日でした。

残念ながら、新型コロナウイルスによって来年1月以降に延期となってしまいました。

 

しかしながら、会議が延期になったとしても、核兵器廃絶への取り組みまで延期させてはなりません。

その思いから、私が所属する超党派の核兵器廃絶を目指す議員連盟「核軍縮不拡散議員連盟(PNND)と、世界の宗教者が平和のために組織した「世界宗教者平和会議(WCRP)」は合同で会議を開き、日本政府に対して共同で提言文を出すことを決めました。

感染拡大防止のため、初めてオンラインでの参加を含めた会議となりましたが、非常に活発な意見が交わされました。

 

(京都からオンラインで挨拶をする中村憲一郎WCRP核兵器禁止条約批准タスクフォース責任者)

 

(共同提言文について発言する藤末)

 

予定していた時間のギリギリまで議論を尽くし、最終的には双方の事務局にて修正をして取りまとめることが決められました。

 

今回取りまとめた提言文は、近日中に日本政府(外務省)に対して申し入れを行うことにしております。

 

核兵器廃絶に向けて、党派を超え、宗派を超えて取り組んでまいります。