伊豆の大仁瑞泉郷で毎年行われている「秋の収穫まつり」に参加させていただきました。

このイベントでは、自然農法で育てられた大根やさつまいもなどを参加者自身が収穫することができるため、地域の子どもたちにも人気のイベントということで、この日も多くの子ども連れの家族も参加してにぎわっていました。

 

(大根の収穫体験。畑の土の中にはたくさんの虫もいました。)

 

自然農法とは、人の生活や健康、地域の自然環境や文化を守る農業であり、具体的には農薬や化学肥料を使用しないで栽培する農法を指します。

よく「有機農法」と混同することが多いのですが、有機農法の場合、農薬や化学肥料も一部では使用していることもあり、全く別の農法であると言えます。

 

今回のイベントでは、収穫体験の他に、実際にどのようなやり方で栽培をしているかを紹介したり、慣行農法で作られたものと自然農法で作られたものの違いなどを解説したりするセミナーやブースが設けられていて、自然農法についてまだ学び始めたばかりの私でもよく分かるように工夫をされていました。

(自然農法について説明するブースやミニセミナーの様子)

 

また、自然農法に適した品種をつくることも行っており、地道な研究が進められています。

(自然農法に適するよう品種改良された稲新品種とそのオニギリ)

 

食事は健康の基本であり、体に取り入れるものが自然に沿った作り方で作られたものの方が体に良いということは自明のことです。

 

また、味も素朴で力強く、私には自然農法の素材は合うと実感しました。

(自然農法の食材でつくられたハンバーガー)

 

引き続き、自然農法について学びを深め、より多くの方に広がるよう取り組んでまいりたいと思います。