熊本の勉強会「熊門会(くまモン会)」の講演で川上優子さんの話を聞きました。
駅伝日本一を目指し、オリンピックに出場し、女子プロゴルファーを目指し、そしてまた陸上に復帰し、今はキャノン・アスリートクラブ九州の監督に就任されています。
ご自分の陸上選手としての経験や監督としての経験から如何に勝負に勝てる選手になるか、ならせるか、を聴きました。
印象が深かったのが
◎イメージすること。
講演の後に直接話しを伺ったところ。試合での最終のスパートをイメージし、心拍数が上がり、汗をかくまで具体的なイメージを作ったことでした。
稲盛和夫 盛和塾塾長が「色がつくまでイメージすれば達成できる」と仰っていましたと川上さんにお伝えしたら、まさしく同じ感じだとおっしゃっていました。
◎また、夢実現に必要なこととして
1 決定すること
2 受け入れること
3 自分を信じること
をあげておられました。
決定することはゴールを決めること。
力がある選手も優勝すると言うことを決めることがなかなかできない。
優勝できなかったときのマイナスをついつい考えてしまう。
多くの選手が自分の失敗やマイナスを受け入れることができない。
人のせいにしたり環境の責任にしたりする。
自分の責任として受け入れることが必要である。
自分を信じることはまさに文字通り、自分が夢を成し遂げることを信じること。
その他にも、なるほど!と関心することを数多く教えてもらいました。
これから、アスリートとして子どもたちへの貢献を進める、と今後の夢を語られていました。
久しぶりに心に残る講演でした。