本日に第196回国会が閉会しました。

 

今国会は、「国民の声」を設立してから初となる通常国会でしたが、思っていた以上に仕事ができたと感じています。


今国会で成立した法案数は、衆議院提出法律案16件、参議院提出法律案4件及び内閣提出法律案61件でした。


 「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」や「特定複合観光施設区域整備法(カジノを含むIR整備法)」などに世論の注意が集まりましたが、受動喫煙防止を定めた「健康増進法の一部を改正する法律」や、昨年私も民進党で作りながらも表に出せなかった「ギャンブル等依存症対策基本法」、障がい者の方々の絵画など芸術活動を応援する「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」、困窮家庭の子どもたちへの進学準備金制度を作る「生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律」、体が不自由な高齢者や障がい者の方々の移動を支援する「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律」なども成立させています。

 「国民の声」は、反対だけでなく、調和を目指し、二人ながらも与党とも調整し、法律の解釈の明確化、法律の施行に対する条件付け(附帯決議)などを行いました。
 民進党を離党し、多くの方から「政党に所属していないと仕事ができないのではないか」というご心配の声を頂きました。確かに無所属となると様々な形で議員活動に制約が生じます。
 しかしながら、例えば国会での質問回数でいいますと、昨年の通常国会では11回だったのに対し、今国会では約2倍となる20回の質問を行うことができました。
 しかも、その中には、NHKのテレビ入りで安倍総理に「憲法9条改正」について直接質問するものもありました。
 また、質問の機会が多くなったことで、皆さまから頂いた声を基にした質問をするということもできるようになりました。

 やはり、国会議員の一番の仕事は国会で議論をすることです。
 これからもしっかりと国民の声を聴かせて頂き、その声を国会へと届けてまいります。