オックスフォード大学インターネット研究所のProf. Vili Lehdonvirta

と仮想経済(バーチャル・エコノミー)を議論しました

今回のイギリス視察のメインテーマはフィンテックや仮想通貨をはじめとする仮想経済(バーチャルエコノミー)です。
 
そこでオックスフォード大学で、インターネット研究所の
Vili Lehdonvirta教授(https://www.oii.ox.ac.uk/people/vili-lehdonvirta/)と本格的にインターネット上で成長するバーチャル経済の議論をしました。
 
話に熱中し、2時間があっという間に終わりました。
 
<本の写真>
 
議論を全て書くことはできませんが・・・
 
1.仮想通貨(Crypt Asset)をはじめとするブロックチェーンのアプリケーションは今後技術の進展とともに、発展するであろう。スマートコントラクト(AIやブロックチェーンを使った分散契約管理)が発展する可能性が高い。
 
2.仮想経済の世界ではTrust in Nation and Trust in Codeという政府から離れたネット上のコミュニティや技術への信頼をベースにした活動が生まれつつある。キリスト教的には「God vs Code」となるらしいです。
 
3.Google、Facebook、Appleはサイバー上の大きなネットワーク/コミュニティを作っており、国の規制を離れ、独自の意思決定を行えるようになりつつある(ここはやや意訳です)。
 
このように書くとあまり面白い話ではないですが、直接議論をさせてもらう中で、新しい知識やインスピレーションを頂けました。
 
帰国したら、金融庁と経済産業の関係者に報告したいと思います。