国際宇宙ステーション(ISS)は2000年11月から実際に運用され、現在までに251人が滞在しています。これは米国とロシアが共同で参加している珍しい国際プロジェクト。ISSは当初2016年までの運用予定でした。既にその耐用年数を過ぎているそうで、2030年以降の運用を民間に委託するとか。

 

一方、宇宙開発で現在最も注目されているのが”月面基地”計画です。アポロ11号で人類が月面に立って(1969年)から既に55年が経過。”月面基地”の目的は月の資源調査だけではなく、将来の火星探索の中継基地としての役割が期待されています。

 

”月面基地”開発の成否を分けるのは「水の存在」だそうです。ISSでは排泄物から水を再利用する技術が確立されていますが、月面に巨大な基地を作る場合には水があるかどうかが重要となります。月面での生活や研究、資源調査だけではなく、火星までの燃料を月面基地で作るためにも水の存在が不可欠だそうです。

 

ちなみにAI(Chat GPT-4)では、

月面には水が存在することがわかっています。NASAによる研究によれば、月の土壌1立方メートルあたり約350ミリリットル(約12オンス)の水が氷の状態で存在しているとされています。この水は、将来の月への移住者にとって生命維持に役立つ可能性があります。また、水を酸素と水素に分解することで、安価なロケット燃料としても利用できるかもしれません。月の水循環についての研究は、太陽系内の天体を探索する上で不可欠であり、月の資源を活用するための重要な一歩となっています。

 

NASAの月探査機LROが観測した南極域で水があると考えられる地点(©NASA)

(NASAの月探査機LROが観測した南極域で水があると考えられる地点(©NASA)© Impress Watch)

 

日本人が月面へ降り立つ日 「アルテミス計画」とは? (msn.com)