私はTVのない学生時代を過ごしてきたのですが、(東京)女子医大病院で働き始めてからは時々無性にTVが恋しくなりました。

 

当時のフジテレビは女子医大と隣接。女子医大病院の外来では芸能人をよく見かけました。フジテレビ前の喜作鮨では自分以外の客2名が、加藤茶さんと志村けんさんだったこともあります(以前にも触れましたが)。四ツ谷荒木町の鮨屋ではビートたけしさんやタケシ軍団、とんねるず、、、ら芸能人と同じ空間で食事をする機会もありました。

 

女子医大病棟からはフジテレビが正面に見え、倉庫(スタジオ?)おぼしき建物を上から見渡すことができました。その屋上ではしばしば撮影がおこなわれており、夜間は工事現場の様に明るくライトアップされていました。そこで撮影されていたのが”オレたちひょうきん族”で、明石家さんまさんが演じたアミダばばあと記憶。その超人気番組を観るためには、どうしてもTVが必要。で、人生で初めて自らTVを購入したのが1984年1月。

 

ひょうきん族の中で記憶に残っている一人が、”西川のりお”さん。とにもかくにも強烈過ぎました。先日急逝された島崎俊郎さん演じるアダモちゃんも忘れられません(合掌)。

 

 

今週火曜日にラジオを聴いていいたら、たまたま西川のりおさんがゲスト出演。

 

 

72歳でレジェンド芸人を続けている西川のりおさん。西川きよしさんに弟子入りしたのは有名な話ですが、政治にも興味があり時々発言しているとか。ラジオ番組を聴いていて最も印象に残った一言は「最近の芸人には哀愁が無い」

 

昭和・平成・令和と時代とともに、芸人だけでなくスポーツ選手も何だか明るくなった印象。「W杯や五輪を楽しみたい」的なコメントを聴くと、元アスリートもどきの小生は強い違和感を感じてしまうのです。

 

若い医師も以前より明るく軽いノリです。全ての芸事や仕事に哀愁が必要だとは思いませんが、60年代から80年代ぐらいの歌謡曲には切なさが溢れていました。

 

 

さあ今夜からは久しぶりの福岡出張。軽いノリで行ってきまーす。