本日より、2泊3日の日程で横浜市会政策・総務・財政委員会の行政視察です。
初日の今日は鹿児島市へ。
鹿児島市が取り組む公共施設等総合管理計画の座学です。
鹿児島市は、今年の3月に公共施設等総合管理計画を策定し、37年度の10年計画で公共施設等の更新、長寿命化を計画的に行い、市の総合計画に次ぐ上位計画として取り組みをスタートさせました。
横浜市も同様な問題がありますが、新たな資金調達による公共施設物のアセットマネジメントの考えが必要であり、市民生活に直結する重要な取り組みです。
座学の後、鴨池公園水泳プールへ。
前のプール解体から、設計、建築、平成23年度の竣工以降の管理運営まで鹿児島市として初めてとなるPFI事業で行われました。
アドバイザリー(業績を向上させるためのサービスなどの手法を助言、勧告する)の業務を行う企業に業務委託し、運営状況を把握。
一定の利益があり財務状況も良好とのことですが、鹿児島市の公共施設のマネジメントの取り組みはスタートを切ったばかりです。
賛否両論があるPFI事業ですが、社会資本をしっかりと次の世代に残していくための手段のひとつです。