読解が出来ず、数学の宿題が終わらなかったA君。
これは責めても仕方がありません。
さて、やらなくてはならないリストに読解力向上も加わりました。
時間が足りない・・・。
少し話が逸れますが、1対1もしくは1対2の授業で大切なのは
「いかに教師に楽をさせないか」だと思います。
例えばこのA君の授業が2時間だとし、
そのうち問題を解いている時間が1時間あった場合
実質指導している時間は1時間しかありません。
教師はその間に宿題を考えたり、報告書を書いたりもしますが
暇をしていることもあります。
これは私が個別指導を受けたことがあり、かつ教えたこともあるため間違いないです。
ではどう受けるのがいいのか
やはり事前に質問事項をまとめて、教えて貰う時間を長くとるべきだと思います。
話を戻しますが、A君の授業の場合
とにかく解説を聞いて理解してもらう時間を取る必要があるため、
授業中の問題演習は最小限に抑えました。
最小限に抑え、かつ効率よく。
そのために数学では
その単元において重要な問題だけ、解く手順を1から10まで全てノートに書き残しました。
(四則計算の結果すら省かず。そしてもちろん彼の国語力に合わせて・・・)
こうすることで極論ですが同じパターンの問題を解説する手間を省けます。
そして一度解説した範囲であれば、宿題に出せます。
口で解説しただけでは忘れてしまうため、この場合全てノートに書き残すということがとても重要なのです。
こういった授業展開をしていたため
2時間の授業は常に解説しっぱなしでした。
さて数学はこのまま進めるとして、問題は国語です。
彼の国語力、読解力を上げるには何から始めるべきでしょうか。
続く