6月の一冊です。

「世界恐慌への序章 最後のバブルがやってくる 」 
岩本沙弓著 集英社 ¥1,680

非常に分かりやすく、明瞭に 「 通貨システム 」 について
書かれております。

通貨システムは、軍事力、政治力、国同士の駆け引き、
原油を保有しているかなどの外部的要素に大きく左右される。


「 富を搾取する側の論理 」すなわち「 力の論理 」に

通貨システムは大きく左右される 
と著者はいう。


また、日本の対GDPの輸出、輸入比率は各11%程度。
経済活動全体に占める貿易比率は非常に小さく、
日本は内需依存型であるとも述べている。

* ユーロ危機
* 金(ゴールド)市場
* 原油
* 日本国債 等 実にタイムリーな話題ばかりである。

AKBがどうだの放送しているおバカなマスコミとは比較にならない。

著者の外資系金融機関での副社長としての外国為替、
短期金融市場のトレーディング業務での経験値からの洞察力は、
単なる過去の分析にとどまらない。

今年、上半期のべストの本であると建材おじさんは推奨します。

建材おじさんの株での大損分は取り戻すことができるのか?
為替で勝負するか??
それとも、更に損失が増えてしまうのか?・・・・・・・

恐ろしや、恐ろしや・・・・・・・・


岩本沙弓さんのブログもどうぞ!!
http://pub.ne.jp/negiyaki/