昨日の6月11日(火)夜、
薬師丸ひろ子ちゃんのコンサートに妻と行って来ました♪
昭和56年(1981年)に角川映画の主演を務めた「セーラー服と機関銃」で
自ら歌った主題歌がデビュー曲となり大ヒットを飛ばして以来、
女優としても歌手としても成功を納め、そして歌手活動を始めて43年となりました。
そんな彼女は今年6月9日に還暦を迎えました。
彼女と私は同じ歳です。
私は高校生(北海道在住)の頃からずっと彼女のファンでした。
彼女のコンサートをいつか生で聴きたいとずっと思っていましたが
コンサートの回数が少なく、チケットも手に入りにくいので
そのことを妻に愚痴ったことがありました。
そして今回、妻がコンサートのチケットを手に入れてくれました♪
今回のコンサートは、彼女が初めてフルオーケストラによるコンサートとなります。
昭和60年(1985年)に彼女の「あなたを・もっと・知りたくて」で
初めてアレンジを務めて以来ずっとお付き合いのある作曲家・編曲家の武部聡志氏を
プロデューサーに迎え、若き音楽家の岩城直也氏が指揮と編曲を担当し、
演奏はポップス・オーケストラのNaoya Iwaki Pops Orchestra(NIPO)でした。
会場は上野公園にある東京文化会館の大ホールです。
コンサートのタイトルは横文字でやたらと長いのですが
『billboard classics「薬師丸ひろ子 Premium Orchestra Concert」~
prodyced by 武部聡志』という題名のコンサートでした。
彼女の魅力は何と言ってもあの“鈴を転がすような”クリスタル・ボイスです。
唯一無二のあの声で往年のヒット曲を生で聴けると思うだけでワクワクします♪
席は1階席の後方でしたがほぼ正面でクラシックの殿堂と言われるだけあり音響も良く
素晴らしいコンサートになりました♪
第1ステージは、指揮を務める岩城直也氏と彼の率いるポップス・オーケストラのNIPOが
薬師丸ひろ子ちゃんのヒット曲をメドレーで演奏してスタートしました。
まだひろ子ちゃんが登場してもいないのに聞いているうちに気持ちが高ぶって来ました♪
そして彼女と武部聡志氏が登場して最初に歌った曲が「探偵物語」でした。
まさか1曲目の「探偵物語」を聴いて涙が溢れて来るとは思いませんでした。
それからはフルオーケストラの演奏をバックに次々と往年のヒット曲を歌うのを
涙を流しながら興奮して聴いていました。
あっという間に第1ステージが終わり、休憩を挟んで第2ステージが始まると
クラシックの曲に日本語の歌詞をつけた2曲を歌いスタートしました。
原曲はバッハのメヌエットの「A Lover's Concerto」と
モーツアルトのピアノ協奏曲第23番の「花のささやき」です。
第2ステージもテンポよく進み、私の大好きな曲の「メイン・テーマ」を歌うと
再び涙が溢れ出し、最後の曲で彼女の代名詞となった曲「セーラー服と機関銃」を
歌い終わるまでずっと泣いていました(笑)
アンコールは2曲を披露しましたが
1曲目は彼女が作詞した「アノタノコトバ」を祈りを込めて歌い上げ、
ラストの曲は私が彼女の曲で最も好きな「Woman“Wの悲劇”より」を熱唱しました♪
歌い終わっても誰一人帰るお客がなく、ほぼ9割(私の見る限り)の観客が
スタンディングオベーションで彼女と彼女を支えた演奏家たちに熱い拍手を贈りました。
フルオーケストラをバックに彼女のヒット曲はほぼ全て歌ってくれたので
本当に素晴らしいコンサートを聴くことができました♪
そして最後に妻へ感謝します。
【曲目】
-第1ステージ-
1.インストメンタル(薬師丸ひろ子メドレー)
2.探偵物語
3.あなたを・もっと・知りたくて
4.ステキな恋の忘れ方
5.元気を出して
6.きみとわたしのうた
7.時代
-第2ステージ-
1.A Lover's Concerto
2.花のささやき
3.夢で逢えたら
4.?
5.紳士同盟
6.メイン・テーマ
7.セーラー服と機関銃
‐アンコール‐
1.アノタノコトバ
2.Woman“Wの悲劇”より
【出演】
・ヴォーカル:薬師丸ひろ子
・ピアノ:武部聡志
・指揮・編曲:岩城直也
・管弦楽:Naoya Iwaki Pops Orchestra(NIPO)
※上記画像はビクターエンタテインメントからお借りしました