今年の冬も茨城へ旅行に出掛けました。

一番の楽しみは、この季節の風物詩である「あんこう鍋」を食べることです♪

その行きと帰りに私と妻の行きたいスポットを周りました。

 

今回のコースは、茨城県守谷市でランチを食べてから常総市の社寺を周り、

大洗町の「大洗ホテル」に宿泊しました。

晩ご飯は10年ほど通っている海鮮割烹店で「あんこう鍋」を食べました♪

二日目は、チェックアウト後に那珂湊おさかな市場で新鮮な魚介類を買物しました。

それから笠間市でランチ&ティータイムを楽しんで帰りました。

 

最初に参拝に訪れたのが、関東のパワースポットとしても知られる

常総市にある『一言主神社』です!

常磐自動車道の谷和原ICから車で15~16分のところにあり、

〝一生に一度の願いを叶える〟と云うことで地元で絶大な人気のある神社です。

◆一言主神社
茨城県常総市大塚戸町875

●ご祭神:一言主大神・・・大国主命の御子神で「国譲り神話」で有名な事代主命と同一神

●御由緒:大同4年(809年)の創建と伝えられ、大和国葛上郡、葛城一言主神社(現・奈良県

     御所市)より一言主神を迎える。創建の地は現社地の西方であり、怪光とともに

     雪中からタケノコが生え、三岐の竹になったという伝承がある。このため「三竹山

     一言主神社」の異名を持つ。

     ご祭神の一言主大神は、言行一致の神様とされ、何事もよく道理をわきまえ、

     良いことにつけ、良からぬこと(心配事、病気、災難)につけ、よく聞き分けて

     人々の幸福のために直ちにご利益を授け、一言の願い事でも疎かにせず願いを叶えて

     下さると云われております。

拝殿の真裏に聳える大きな杉が御神木になっています。

◆拝殿

宿泊先の「大洗ホテル」は毎年お世話になっています。

大洗磯前神社や神磯の鳥居にも近い場所に立地しているので気に入っています。

◆大洗磯前神社一の鳥居と大洗ホテル

大洗海岸の波打ち際に建ち、全部屋がオーシャンビューという

見晴らしが抜群でサービスの素晴らしいホテルです。

◆大洗ホテル

ロビーにはクリスマスツリーが飾られていました。

クリスマスツリーの横ではウエルカムドリンクとして

スパークリングワインをサービスしていたので勿論いただきました♪

お部屋は東館6階の和室です。

築年数の経っているホテルですが手入れもシッカリとされ快適に過ごせました。

目の前に太平洋の雄大な景色が広がっています♪

お部屋には大洗の「しらすせんべい」と水戸の「納豆せんばい」が

置いてありました。

このホテルから歩いて約2分のところに大洗磯前神社の「神磯の鳥居」が鎮座しています。

大洗磯前神社の御祭神である大己貴命(大国主命)が降臨された地とされ、

〝神界のゲート〟と呼ばれ、パワースポット・絶景ポイントとしても有名です。

徳川光圀(水戸黄門さま)が大洗磯前神社を参拝したときに、

あまりに神々しいこの景観を称え

「あらいその岩にくだけて散る月を 一つになしてかへる月かな」と詠んでいます。

◆神磯の鳥居

このホテルが気に入っているのは立地だけではありません。

アンケート用紙に要望を書いたことがしっかりと実行されていることには驚きました。

過去に私たちが要望した事項は以下の3点です

・お部屋の鍵は2本用意してほしい

・お部屋にドリップコーヒーを用意してほしい

・コンセントを増やしてほしい

 

現在、お部屋に鍵は2本用意されています。

お部屋にはドリップコーヒーではなくコーヒーマシンが置いてあります。

古い部屋なのでコンセントを増設する工事は難しいようで延長コードが用意され

コンセントが増えていました。

このホテルの大浴場は温泉になっていませんが

最上階から太平洋を一望できる展望大浴場は解放感が抜群です!

◆展望大浴場

「神磯の鳥居」は、日本で屈指の撮影ポイントとしても超人気スポットです。

毎年、「神磯の鳥居」から日ノ出を拝むのを楽しみにしています♪

この日の夜明け時間は6時44分、6時30分の状況は快晴ですが水平線に雲がありました。

今年も日ノ出を拝みに「神磯の鳥居」へ行きました♪

毎回ここには立派なカメラを持った人たちで賑わっています。

この日も50人以上の人達が集まっていました。

日の出時間の6時44分を過ぎても雲に覆われて太陽はまだ顔を出しません。

◆神磯の鳥居

6時55分に太陽が雲から顔を出しました!

大勢の人達がこの瞬間を見逃さないように撮影しているのですが

波の音とシャッター音以外は聞こえないほど静かでした。

「神磯の鳥居」からこの階段を登ったところに大洗磯前神社が鎮座しています。

◆二の鳥居(正面鳥居)

階段を登ったところにある鳥居は東を向いており太平洋が一望できます。

大洗磯前神社の配置は、本殿・拝殿・随神門・鳥居・正面鳥居(二の鳥居)が

一直線に東(太陽が昇る方角)を向いています。

◆随神門

◆大洗磯前神社

茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890

●社格等:式内社(名神大社)、旧社格は国弊中社、現在は別表神社

●主祭神:大己貴命・・・大国主命とも称され、「国譲り神話」で有名な国津神の主宰神

●配祭神:少彦名命・・・大己貴命の御子神で、「国譲り神話」で有名な事代主命

●御由緒:斉衡3年(856年)の創建と伝えられて、家内安全・商売繁盛・福徳円満・良縁成就・

     開運厄除の大神とされ、特に病気平癒の祖神として広く信仰されています。

◆拝殿

12月になると拝殿前には来年の絵馬が飾られていました。

◆来年の絵馬

大洗磯前神社へ参拝をした後、那珂湊卸売市場の目前にある

那珂湊おさかな市場へ新鮮な魚介類を買うために立ち寄りました♪

◆那珂湊卸売市場

「那珂湊おさかな市場」は那珂湊漁港前に11店舗が並び、その日の朝に水揚げされた

新鮮な魚介類を良心的な価格で販売しています。

◆那珂湊おさかな市場

店頭には地元で獲れたアンコウが並んでいました。

私が欲しかったものは生のあん肝です。

今回もトロ箱を持参で、養殖ハマチ(ブリ)、本マグロ(中トロ)、スルメイカ、

赤海老、ホタテの貝柱、生のあん肝などを買って帰りました。

那珂湊からの帰り、北関東自動車道の友部ICで下りて、

〝日本三大稲荷〟として有名な『笠間稲荷神社』に立ち寄りました。

1360余年の歴史ある神社で、稲荷神社の総本社である京都の伏見稲荷大社よりも古く、

関東はもとより日本各地から参拝者が訪れます。

◆笠間稲荷神社 社号標と大鳥居

◆仲見世通り

稲荷神社と言えば神様のお使いの〝狐〟が有名ですが、参道や境内の至る所に狐がいます。

江戸時代に忠臣蔵で有名な大石内蔵助は、元禄7年(1694年)に笠間稲荷より

勧請した稲荷社を邸内(現・赤穂大石神社境内の大石庭園内)に祀っていたそうです。

正月三が日の初詣には80万人以上の参拝者が訪れ、初詣参拝者数では茨城県で

第1位を誇り鹿島神宮よりも多いそうです。

◆楼門

◆笠間稲荷神社

茨城県笠間市笠間1

●社格等:旧社格は村社、現在は神社本庁の別表神社

●ご祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)・・・お稲荷さま、五穀豊穣、商売繁栄の神様

●ご由緒:社伝によれば孝徳天皇の白雉2年(651年)、現在の地にあった胡桃の樹の下に

     祠を建てたのが始まりとされ、「胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)」とも

     呼ばれていたと伝えられています。

     江戸時代の寛保3年(1743年7)には時の笠間藩主・井上正賢により社地社殿が

     拡張され、延享4年(1747年)牧野貞通が藩主となるや先例により祈願所として栄え、 

     藩主井上正賢の一族にあたる門三郎が布教に熱心だったことから「紋三郎稲荷」の

     別称も生まれたほか、笠間城下や真壁(桜川市)などの周辺地域の商人からも崇敬を

     集めていました。

◆拝殿

『笠間稲荷神社』に参拝した後は参道(門前通り)の商店街を散策しました♪

◆参道

かつては家具屋さんだったという「ときわ神具」さんで来年の干支の置物を買いました♪

参道のお店で「工房モノゴゴロ 夫婦展-猫と冬ごもり-」をやっているのを

猫好きな妻が見つけたので立ち寄りました。

猫をデザインしたカップやお皿など色違いで並んでいました。

帰り掛けに新鮮な農産物を買うために「道の駅かさま」に立ち寄りました。

◆道の駅かさま

笠間の栗専門のCafé & Shopや、新鮮な農作物やお土産品がそろう直売所、
地元食材を使用したお料理が楽しめるフードコートなどがあります。

◆フードコート

地元の栗を使ったモンブラン、モンブランシェイク、栗と白玉、栗のお汁粉などを

販売する移動車がありました。

笠間市や近郊の農家さんから採れたての農産物を販売しています。

舞茸、春菊、サラダ春菊、柿、みかんなどを買って帰りました♪

◆直売所「みどりの風」

◆多目的広場

今回の茨城旅行で食べた絶品グルメのブログは以下になります。

初日のランチは守谷市で手打ち蕎麦と鴨料理のお店で食べました。

◆手打ちそばと鴨料理 一穂

茨城県守谷市大柏969-4

◆『手打ちそばと鴨料理 一穂』さんのブログ(2023年12月21日)

今回の旅行の目的である絶品の「あんこう鍋」を食べたのが老舗鮮魚店が経営する

『ちゅう心』さんです♪

◆老舗鮮魚店の魚忠(ちゅう心)

茨城県東茨城郡大洗町磯浜町987

◆『ちゅう心』のブログ(2023年12月22日)

「大洗ホテル」では片泊まりのプランなので朝食はバイキングを食べました♪

普段の旅行では行きたいお店でランチを食べたいので朝食は控えめにしていますが

このホテルのバイキングは充実しているので私の食欲をセーブすることがひと苦労です。

和洋の料理にこだわらず、旬の山海の料理の他に地元茨城の食材を使った

料理が食べ切れないほど並びどれも美味しく見えます。

オープンキッチンでは2人のシェフがオムレツと目玉焼きを作っています。

目の前で焼いてもらったオムレツを食べるのがパターンとなっています♪

大きな釜で炊いたご飯の隣には朝茶漬けの具材と茶漬出汁があります。

昨年はご飯の他にお粥をお代わりしたのでお茶漬けをパスしました。

バイキングで取って来た料理は、海老焼売、ソーセージ、鮭焼き&ホッケ焼き、

五目稲荷、赤貝煮、イワシ梅煮、サラダ、オムレツ、ご飯、あおさの味噌汁です。

今回はお粥ではなくお茶漬けをお代わりしました♪

説明書きの画像と同じように鮭フレーク、梅ちりめん、たらこ、ごま昆布、

田舎風しば漬け、あられ、刻み海苔、わさびの全ての具材をのせました。

今年の朝食もセーブすることができずガッツリと食べてしまいました。

一応、ランチのことを考えてヨーグルトとフルーツはパスしました。

二日目のランチは笠間で一番お気に入りの手打ち蕎麦屋さんで食べました♪

妻は笠間稲荷神社の参道にあるお蕎麦屋さんで食べたそうでしたが

ランチは私の希望のお蕎麦屋さんにしてもらいました。

◆手打百藝 泰然

茨城県笠間市下石毛229-1

◆『手打百藝 泰然』のブログ(2023年12月24日)

私の希望したお蕎麦屋さんでランチを食べたので、食後は妻が笠間で一番行きたかったという

超人気の洋風笠間菓子店の『グリュイエール』さんでデザートを食べました♪

◆洋風笠間菓子店 グリュイエール

◆洋風笠間菓子店 グリュイエールのブログ(2023年12月25日)

今回の旅行も美味しい「あんこう鍋」&海鮮料理と手打ち蕎麦を思う存分に食べて、

常総市、大洗、笠間で社寺巡りを楽しむことも出来ました♪

コロナで自粛の期間中も含め約10年間この旅行を続けていますが、毎年新しい発見や

気に入ったお店を見つけたりと楽しみが広がっています。