いよいよ2017年がスタートしました🎍
本年も幸多き年でありますように!
今年の正月はのんびりと家で過ごし、「医龍」、「JIN 仁」、「新参者」などの
懐かしいドラマを正月三が日中見ていました
昨年の暮れに日本橋七福神めぐりをした時に、当事ハマったドラマの『新参者』を
想い出して人形町界隈を歩き廻って来ました♪
『新参者』は私の大好きな東野圭吾の小説です
刑事の加賀恭一郎を主人公とした「加賀恭一郎シリーズ」の中で
『新参者』は第8作目となります
加賀の活躍する舞台を日本橋に移した最初の作品です
TVでは約6年ほど前に、主人公の加賀恭一郎を阿部寛が熱演し話題になったドラマで
TVドラマも小説同様、素晴らしい作品に出来上がり、毎週欠かさず見ていました
◆ドラマのあらすじ
舞台は日本橋人形町、
練馬署から日本橋署に赴任してきたばかりの〝新参者〟刑事の加賀恭一郎(阿部寛)。
着任早々、日本橋署管轄の小伝馬町のマンションで絞殺された女性の殺人事件が
発生しました。被害者は三井峯子(原田美枝子)。
彼女もまた、2ヶ月前にこの町に引っ越してきたばかりの〝新参者〟でした。
〝新参者〟刑事の加賀が、事件や被害者と何らかの接点を持った家族や店を訪れます。
加賀は事件に残されたいくつかの謎の解明のため、その謎に関わった当事者達の
様々な想いを一つずつ解きほぐしていき、そしてそれらの謎の解決を通じて絞殺事件
そのものの真相にたどり着いていく物語です。
ドラマは全10章で構成され、各章ごとに個性派ゲストが被害者とつながりのある当事者
として登場しドラマを引き立たせます。
加賀と警察側の視点で描かれ、加賀が各章ごとに容疑者(個性派ゲスト)の謎の真相を
解き明かしていき、その謎の真実を知った当事者達の間で様々な事情が解決されていく
人情ドラマとして描写されています。
主演は阿部寛、共演者は三浦友和、原田美枝子、向井理、黒木メイサ、溝端淳平など。
◆相関図
ドラマのタイトル前に各章ごとの容疑者を加賀が交差点から指で摘まもうとする
シーンが印象的で、からくり櫓(町火消し)や弁慶像などがドラマの舞台となった
人形町のイメージを深く刻んでいます
また、加賀が当事者たちから質問の意図を聞かれたときに返す
「ちなみに聞いてみただけです」の常套句がドラマを引き立たせます
◆水天宮前交差点
加賀恭一郎(阿部寛)が渡っていた交差点です
◆からくり櫓
人形町通りにある「からくり櫓」、町火消しタイプ
江戸落語タイプ
◆弁慶像
浜町緑道に建っている弁慶勧進帳像
◆殺人事件現場となった日本橋小伝馬町ハイム
被害者の三井峯子(原田美枝子)が住んでいた日本橋小伝馬町ハイム
自宅の403号室で何者かに殺害されたことからドラマが展開して行きす
実際のマンションは南青山にあるマンションをロケ地として使われました
【第1章 煎餅屋の娘】
・上川 菜穂(杏)・・・煎餅屋「あまから」の娘、母が早くに他界し父と祖母に育てられる
・川上聡子(市原悦子)・・・「あまから」を切り盛りする先代の妻で菜穂の祖母
・川上文隆(小林隆)・・・「あまから」の現店主で菜穂の父親
・田倉慎一(香川照之)・・・新都生命保険外交員、菜穂を始めとする上川家に慕われている
◆煎餅屋「あまから」として描かれた草加屋
上川聡子(市原悦子)が一生懸命に煎餅を焼いていたところです
ドラマで聡子(市原悦子)が加賀(阿部寛)にお薦めていた「久助」が店頭に売られていました
店頭には今も『新参者』のポスターが貼られています
ドラマ当時はドトールコーヒー人形町2丁目店でしたが現在は中華店になっています
「あまから」の向かいにある喫茶店の2階からお店を監視している加賀を見つける
◆重盛永信堂
加賀(阿部寛)と田倉慎一(香川照之)が会った水天宮前にある人形焼店
人形焼の違いについて加賀が警視庁捜査一課・主任の小嶋(木村祐一)と
松宮(溝端順平)に説明をした人形焼店の「亀井堂」と「板倉屋」
◆亀井堂(左)と板倉屋(右)
◆新都生命保険会社/日本橋安田スカイゲート
田倉(香川照之)が働いていた新都生命保険会社 日本橋営業所
加賀(阿部寛)が、人形町でいつも行列しているたい焼き屋「銀のあん」の行列の謎を
知りたいという好奇心と並んで買わないとたい焼きの美味さはわからないと云うこだわりから
毎回並ぶシーンがお決まりのシーンとして描かれていました
◆たい焼き店 銀のあん/
◆清州橋
三井峯子(原田美枝子)が犬のぬいぐるみを持って立っていた橋です
◆亀田人形工房/木村ビル
亀田人形工房・主人の母親(内海桂子)が近所で居眠り運転で事故を起こし
不審に思った日本橋署の刑事(阿南健治)、加賀(阿部寛)が亀田人形工房を訪ね
主人の亀田誠一(津田寛治)と妻・亀田貴子(麻生祐未)から事情を聞きます
◆青山亜美(黒木メイサ)が働くタウン誌「ドールタン」編集部のあるビル
◆加賀と松宮が歩いていた浜町緑道
【第2章 料亭の小僧】
・佐々木修平(石黒英雄)・・・料亭「まつ矢」見習い・給仕役、憧れだった料理人を目指す
・枝川頼子(夏川結衣)・・・「まつ矢」女将、気が強くさっぱりとした気性、店を切り盛りする
・枝川泰治(寺島進)・・・頼子の夫で「まつ矢」主人、銀座のホステス・アサミの愛人
・アサミ(宮地真緒)・・・銀座のクラブで働く、泰治の愛人で子供がいる
◆料亭「まつ矢」/「きく屋」
◆重盛永信堂
料亭「まつ矢」の見習い・修平(石黒英雄)が泰治(寺島進)に頼まれて人形焼を
買ったお店です
◆大観音寺
自転車に乗って出かける泰治を修平が追いかけてきた場所です
◆立呑み店/当時はおか吉/現在は魚平
泰治が飲んでいた立ち飲み屋
【第3章 瀬戸物屋の嫁】
・柳沢尚哉(大倉孝二)…大手ゼネコンのサービスマン、麻紀と鈴江の板挟みで悩む
・柳沢麻紀(柴本幸)…尚哉の妻、明るく表情豊かだが気の強い性格、キティちゃんが大好き
・柳沢鈴江(倍賞美津子)…尚哉の母、「柳沢商店」店主、麻紀に負けぬ気の強い性格
・サンリオショップの店員(小倉優子)
◆瀬戸物屋「柳沢商店」/大屋商店
◆うぶけや
「うぶけや」主人(前川清)に加賀(阿部寛)が話を聞きに行きました
麻紀が歯の弱くなった鈴江のために、この店で購入した「食用バサミ」
◆人形町 今半
加賀(阿部寛)の後を青山亜美(黒木メイサ)が追いかけてきた場所です
【第4章 時計屋の犬】
・寺田玄一(原田芳雄)・・・「寺田時計店」の主人で頑固な時計職人
・寺田志摩子(松本じゅん)・・・玄一の妻
・米岡彰文(恵俊彰)・・・「寺田時計店」の従業員
・沢村香苗(波瑠)・・・玄一の嫁に行った娘
◆寺田時計店/
新参者『赤い指』で松宮(溝端淳平)が加賀の父・隆正(山崎努)から貰った腕時計を
玄一に修理してもらったシーンが印象的です
◆玄一がドン吉を連れて散歩した浜町公園
◆水天宮
◆水天宮の子宝いぬ
玄一と峯子(原田美枝子)が水天宮の境内でいつも挨拶をかわし、
共に安産祈願のため、子宝いぬの頭を撫でていました
◆甘酒横丁の交差点
ドン吉の散歩コースで、米岡彰文(恵俊彰)と加賀、松宮がドン吉を連れて
甘酒横町の交差点を散歩していました
【第5章 洋菓子屋の店員】
・北村美雪(紺野まひる)・・・洋菓子店「クアトロ」の女性店員、現在妊娠中
・藤原真知子(綾戸智恵)・・・三井峯子の友人、最近まで海外に行っていた
◆Patisserie Quattro(洋菓子店クアトロ)/Cafe&Bar オムチャントーン
北村美雪(紺野まひる)が働く洋菓子店の「クアトロ」
加賀(阿部寛)がモンブランを買いに来るシーンが度々紹介されました
昨年4月にオムチャントーンは閉店してしまいました
◆双葉
三井峯子と青山亜美(黒木メイサ)が話をしていた豆腐屋の店先
◆小伝馬町の交差点
藤原真知子(綾戸智恵)が清瀬弘毅(向井理)と青山亜美(黒木メイサ)を尾行した交差点
◆小伝馬町の交差点
藤原真知子(綾戸智恵)が青山亜美を尾行した交差点
◆三協大東銀行(旧三協銀行)/株式会社コムニック
藤原真知子が青山亜美が角を曲がったと説明した「旧三協銀行」
◆三協大東銀行(旧大東銀行)/三井住友銀行人形町支店
加賀恭一郎がお金をおろしに行った「三協大都銀行」
◆ほおずき屋/日本橋ゆうま
峯子(原田美枝子)が美雪(紺野まひる)に贈った安産祈願の犬の置物(安産お手犬)
ドラマ終了後は人気商品となり品切状態が続きました
我が家は〝猫派〟のため「お手猫」を購入して来ました
【第6章 翻訳家の友】
・吉岡多美子(草刈民代)・・・翻訳家、峯子の大学時代からの友人
・コウジ・タチバナ(谷原章介)・・・吉岡多美子の婚約者、人気映像クリエイター
・編集長(峰竜太)・・・雑誌「LICHT」の編集長
◆明治座前の公衆電話ボックス
コウジ・タチバナが電話をかけていた電話ボックス
【第7章 刑事の息子】
・上杉和博(早乙女太一)・・・上杉博史の息子、首都高バイク事故で亡くなる
◆祝橋
上杉和博(早乙女太一)がバイク事故で亡くなった首都高の現場
上杉刑事(泉谷しげる)が息子・和博の命日にお参りしていると加賀が花をもって合掌します
◆快生軒
青山亜美と上杉博史が話をしていた喫茶店
加賀恭一郎が清瀬直弘(三浦友和)と宮本祐理(マイコ)に声をかけたラーメン店
◆旧らーめん処 萬佑(現在は閉店しています)
【第8章 清掃会社の社長】
・宮本祐理(マイコ)・・・掃会社社長である清瀬直弘の秘書、直弘の娘
・戸紀子(吉井怜)・・・スナックの雇われママ、宮本祐理の母親
◆清掃会社KIYOSE/東京クラウン本社
◆清瀬直弘が歩いていた小伝馬町交差点
◆清瀬直弘が歩いていた甘酒横丁の交差点
◆清瀬直弘が歩いていた甘酒横町の店(ほおずき屋)
◆清瀬直弘が歩いていた人形町のお店
ここで直弘と加賀がたい焼きを買うために並びますが、売り切れで買うことができませんでした
【第9章 民芸品店の客】
・菅原美咲(小泉深雪)・・・「ほおづき屋」のアルバイト店員
・岸田要作(笹野高史)・・・岸田税理士事務所の税理士兼所長、KIYOSEの顧問税理士
・岸田克哉(速水もこみち)・・・要作の息子、建設コンサルタント会社で経理部として勤務
・岸田玲子(ちすん)・・・克哉の妻
・佐川(みのもんた)・・・小間物屋「ちどり屋」の主人
◆岸田税理士事務所
【第10章 人形町の刑事】
◆カフェビオット
回想シーンで、岸田要作と三井峯子が話をしていた喫茶店
◆快生軒
加賀が上杉(泉谷しげる)と話をしているところに青山亜美(黒木メイサ)がやって来ます
◆ほおずき屋/日本橋ゆうま
コマを購入しようとする田倉(香川照之)の横から加賀がコマを買い占めた「ほおづき屋」
凶器として使われたコマ(紐)が万引きされた店の「ちどり屋」
ちどり屋の半纏を着た店主(みのもんた)は印象的でした
◆加賀恭一郎が岸田要作(笹野高史)に話を聞きたいと詰問した橋
◆甘酒横丁マップ
青山亜美(黒木メイサ)がアルバイトをしていた黒茶屋のロケ地(Cafe紅)は
現在、建物は取り壊されビルを建築中でした
◆人形町周辺マップ
<参考文献>
・TBS 新参者公式ホームページ
・人形町商店街協同組合公式ホームページ
・ウィキペディア