8月も残りわずか。
処暑も過ぎ、日中はまだまだ暑いものの、夜になると秋の虫達の声が聞こえ始め、夏の終わりを感じつつあります。
ところで話しは変わりますが、来年のNHK大河ドラマは紫式部が主人公だそうです。
平安時代中期を舞台として、大河ドラマとしては史上2番目に古い時代の話だとか。
どんな物語に仕上がるのか、ちょっと楽しみです
さて紫式部といえば、源氏物語の作者として余りにも有名ですが、彼女の詠んだ歌が小倉百人一首にも採用されています。
第57番
めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな
今回はこの歌でコラボ作品を作ってみたいと思い立ち、例によって書道正師範の高須番長さんに依頼をしました。
かなり難題だったようですが、じっくりと時間をかけ素晴らしい書を仕上げて下さりました
そして完成したコラボ作品がこちらになります。
写真は2013年11月に富士宮市の田貫湖から撮影した作品【妖艶な刻】。
日没後の残照を受けて色付く富士山。
山頂からは十三夜の月が昇って来ました。
纏わりつく雲が怪しげな雰囲気を醸し出しています。
何とも素敵なコラボ作品が出来上がったと思っていますが如何でしょうか?
高須番長さん、今回もコラボのご協力ありがとうございました