MRIとPETを受けて、またアメリカでの担当医のドクターAのところに行きました。

 

先生は検査の結果、リンパ節以外に転移はしていないと言っていました。私の癌はホルモン受容体、her2陽性で、それは薬がよく効くタイプの癌なので、抗ガン剤から始めて、胸とリンパ節の腫瘍を小さくしてから、手術をすると言われました。

 

先生はいつもたくさんの患者さんが待っていて、とても忙しいので、それだけ言って、部屋を出て行きました。

 

いまごろになってしまいましたが、アメリカの病院は、診察用の個室がいくつかあって、患者さんはその個室でガウンに着替えて、先生が来るのを待ちます。個室には診察台と、手洗い場、医療道具の入った棚、電子カルテのためのパソコンがあります。

 

私は着替えをして部屋の外に出ると、ナースステーション見たいのがあり、そこに先生がいました。先生が抗がん剤治療などのオンコロジーの先生を紹介するので、男性、女性どっちがいい?と聞くので、女性と答えました。先生が素晴らしい若い女医だからと言って、先生が直接電話をしてくれました。そして後で自分で電話して、予約を取ってねと言われました。

 

これも日本と多分違うところだと思いますが、アメリカでは専門家していて、乳がんの先生と抗ガン剤、放射線の先生は別々になっています。乳がんの先生はどのようなタイプか、治療方法を決めて、オンコロジーの先生は、どの薬でどれくらいの回数、期間、いつ頃から放射線治療をするかなどを決める先生です。そのため、乳がんと決まったら、乳がんの先生に会うことはあまりなく、ほとんどがオンコロジーの先生と会うことになります。

 

先生からオンコロジーの先生の名刺をいただいた後、今度は看護師さんが近づいてきて、ファイルを渡されました。

 

そのファイルには乳がんの基礎知識、治療法、手術の内容、今後必要になるであろう情報(かつら屋さん、下着などの情報)に加えて、私担当のチームがすでに出来上がっていて、それぞれの人の名前と連絡先が書いてありました。

 

チームには、オンコロジーの先生、オンコロジーの担当看護師、栄養士、ソーシャルワーカー、ドクターA担当の看護師などです。

 

あなたは一人じゃない、みんなで戦って行きましょう!と看護師さんから言われました。癌の治療が始まる不安があったはずなのに、とても心強く、よーしと言う気分になりました。