2020年10月3日、4日
東京文化会館

スターダンサーズ・バレエ団
バレエ「ドラゴンクエスト」

演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

全2公演を観てきました。



1日目は2幕の途中から涙腺崩壊しましたが、2日目はそれプラス鼻水も少々笑い泣き
マスクしといて良かったです。

2日間とも、感動の冒険の旅へ連れて行ってくれました。


出演者さん、オケさん、スタッフさん、ありがとうございます。

全体的にブラッシュアップされたと、どなたかの文章で読みましたが、まさにその通りでした。
細かい演出や踊りが進化してるの!

今回の公演はニコニコ生放送で配信されてます。
だからかな?
映像になる事を意識された演出を感じました。
ビジュアル的な美しさがある昨今のゲームの世界観に寄せている気がしました。


すぎやま先生と堀井さんのトークショー。
会場のホール内からじゃなかったのねえーん
いつも小山総監督がトークレクチャーをしてくれるから、そんな感じなのかと勝手に思ってスタンバイしてました。
時間が過ぎても始まらん。
別の場所だったと後から知りました。
私と同じ事を考えていた人は他にもいたようです。
ニコ生でトークショーからプロローグまでは無料で見られるので、自宅に戻ってから速攻で見ましたよ。
振付の鈴木稔氏のドラクエ愛が炸裂してました!


プロローグ
幕が開く。板付の賢者様…んっ?

おじいさんじゃない!若いっ!
ロマンスグレーの中年といった感じ

キャストが福原大介さんに変わったのは知ってましたが、ここまでキャラ変しているとは、おったまげたびっくり
びっくりで賞2020贈呈

序曲のマーチは少しテンポがゆっくり目に聞こえました。
私が良く聴く音源と比べてだけどね。
音源とはドラゴンクエスト伝説のCDです。

このオープニング映像は何度見てもワクワク感がたまらない!!


第1幕

王宮の兵士が4人に戻ったわ。
前回の日生劇場では2人だけで寂しかったのよ。
兵士たちの直角歩きが大好きなんです。
これぞドラクエ歩き。

初めましての伝説の勇者様は久野直哉さん。
今年、入団された方ですよね。
すらっとした細身のダンサーさん。
個人的なお願いとして…
腕に筋肉をつけて欲しいかな。

女戦士の鞭が黒から銀色と黒の編み込みに変わった!
黒一色の時は床と同化してイマイチ見づらかったからね。
それにしても、西原友衣菜さんの鞭さばきのレベルが格段にアップしているわ。
たまに黒兵士に当たって、痛いらしいという情報もありがとうございます〜


第2幕

ここから怒涛の展開。
魔王軍団の踊りは何度見ても惚れ惚れする。
去年のパリ公演の特別バージョンだと、王女様が居ないんだよね。
やはり、物足りなかった。
このフルバージョンは黒兵士軍団と姫とのコントラストが絶妙なんです。
この踊りはドラクエバレエならでは!

白の勇者の林田翔平さん、黒の勇者の池田武志さん、王女の渡辺恭子さん
何度も一緒に踊られてる信頼と安心の御三方。
キャラクターの内面を深く掘り下げてます!
感情の部分がセリフとなって聴こえてくるようです。
特に黒勇者がラスボス戦で白勇者側に組し、魔王を討とうとする白勇者に待てと入り込んでくるところ。

「待て!俺が奴を倒す!」

って絶対に言ってますよね?
私にはそう聞こえましたよ。
バレエなのでセリフはありません。わたしの妄想ですよ。

王女様の芯の強さがパワーアップ。
白勇者と黒勇者に間に入って戦いを止めに入る箇所。
2回どかされましたよ!
でも、怯まない。
この強さが王女の最初で最後の一打撃につかながると思う。
でも、魔王はノーダメージだと思われる。笑

後半の円陣的な戦いが良かったわ。
魔王を囲んで、女戦士、武器商人、賢者が戦うところ。
賢者様、MP切れましたね?
でも、攻撃もお強い設定とみましたわ!


初の試み
ラストのエンドロール
カーテンコールの後、静々とスクリーンが降りてきで、映画の最後のようなキャストやスタッフ名が流れます。
これ、良いですね!
もちろん音楽は序曲のマーチ。
ただしアレンジしてある。
音楽は詳しくないのでわからず。
(追加情報:ドラクエ1の長い序曲オーケストラバージョンだと後日知りました!)
私はドラゴンクエストの序曲のマーチをラストにも聴きたいと思ってました。
願いが叶いましたね。



後はニコニコ動画を見るという楽しみがまだ有ります。
大きいTVで見たいわ〜
タイムシフトって何?
という素人です。
休みの日に頑張って見ます!