歪んだ忌日/新潮社
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私小説ってすごいな。
そこまで赤裸々に言わなくてもいいのに
そんなに激高しなくていいのに
そんなに捻くれなくてもいいのに
読んだ後、気分が悪くなる
それでいて主人公と共感できる
同類嫌悪
みたいな作品

誰もが共感できるとは思えない
だから、評価もわかれるんだろうけど

いわゆる「リア充」の人は共感できないし
気持ち悪ッて思うだろう
充実してる振りをしてる人も嫌悪感を持つ作品だろな(それもフリかもしれない)

反面、実は世の中そんなに幸せな奴はいなくて
結構こういうニーズが多いんじゃないかとか

カフカの『変身』読んだ後の気持ち悪さぐらい
あれは、主人公が死ぬことで世界が正常に回り出す感じがあるけど
貫多は死なないし、どうも物語は続きそう