こんにちは。
灯油は石油ということは、知っている人もいると思いますが、
灯油とは何か!?を詳しくご説明出来たらと思います。
まず、石油とは炭化水素を主成分とする液状の鉱物資源です。
大昔のプラクトンなどの死骸などが長い年月をかけて変化し石油になったと言われております。
ですから、長い年月がないと石油をつくることができず、人間は多くのものに石油を使っているので、
いつか石油はなくなると言われております。
石油の使われ道は
20%→洗剤やプラスチックなどの化学製品
40%→自動車や船舶、飛行機などの動力源
40%→家庭や工場などの熱源
です。灯油は3つ目の熱源として多く使われております。
石油を発掘した後に、水分や異物などを大まかに取り除いたものを「原油」といいます。
その原油には様々な成分が入っているので、原油(液体)を熱で蒸気にし、それを冷却し、また液体にします。
このことを蒸留と呼びます。
沸点温度の違う成分を分離するのです。
気化しやすい順番に「LPガス」、「ガソリン」、「灯油」、「軽油」、「重油」へと分けられます。
ですから、ガソリンも灯油も元々は同じなのです。
灯油は170度~250度で精製されます。
灯油の最低着火温度は40度~60度と言われております。
ポリ缶やタンクに入れた灯油をどこかに置いておいて、発火するという恐れは少ないですが、
最近の夏場などはとても暑く、気温が40度に近い日もあります。
灯油は絶対に自然発火しないとは言えませんから、
必ず日陰の場所や室内で保管するようにしましょう!!!
少し灯油のことを知っていただけたら嬉しいです。
~横浜の灯油といえば藤岡商店~