昨日、朝一で、慣れない東京へ行ってきました。 | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

Hojo-ji_temple.jpg P1060943.jpg P1060932.jpg 褒賞状

 


昨日、朝一で、慣れない東京へ行ってきました。

昨年、当工房で完成した両界曼荼羅が、昨日、東京西早稲田にある松光山 放生寺において開眼法要が営まれ、高野山真言宗管長猊下中西啓寶大僧正をご導師に、入仏開眼されました。
法要に続いて、式典では筆者の私に中西猊下より直々に「褒賞状」を手渡して頂きました。

また。原本所蔵の東寺の砂原管長猊下からも、この放生寺に描いた曼荼羅を、正式に「伝真言院曼荼羅放生寺本」と認定され、その旨の書いた書状を祝宴会場で公開されました。

この世界最古の彩色曼荼羅、一級国宝指定、伝真言院曼荼羅、西院曼荼羅ともいうのですが、写本を正式に東寺(教王護国寺)が認めたものは、1100年間でこれが三作目だそうです。

と、いうことは、私で三人目? 身の引き締まる思いです。