阿修羅道。
阿修羅とはアスラのことで、戦闘を好む鬼神のことです。
争い事の好きな者や、自ら争いを起こして命を落とした者が堕ちるところです。
須弥山(しゅみせん)の北の大海の底と、四大州の山中の岩石の間が住処で、海上の雷鳴を聞いては、宿敵、帝釈天の軍鼓と勘違いし、恐れおののき、また戦いに負傷し、若くして生命を落とす。
絶えざる戦闘と殺戮、そして敵襲の不安に一時も心休まらない世界なのです。
阿修羅の手下となって日々争いに明け暮れ、その争いには必ず負け、戦いによって身体を切り裂かれてしまうのです。
すぐに争いごとに巻き込んだり、争いごとがお好きな方ってたくさんおいでになりますね。
そんな方は、どうぞ、悔い改めてください。
次は、六道のうち、畜生道へと堕ちて行きます・・・。