阿修羅道 | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

阿修羅道。
阿修羅とはアスラのことで、戦闘を好む鬼神のことです。
争い事の好きな者や、自ら争いを起こして命を落とした者が堕ちるところです。

須弥山(しゅみせん)の北の大海の底と、四大州の山中の岩石の間が住処で、海上の雷鳴を聞いては、宿敵、帝釈天の軍鼓と勘違いし、恐れおののき、また戦いに負傷し、若くして生命を落とす。
絶えざる戦闘と殺戮、そして敵襲の不安に一時も心休まらない世界なのです。

阿修羅の手下となって日々争いに明け暮れ、その争いには必ず負け、戦いによって身体を切り裂かれてしまうのです。

すぐに争いごとに巻き込んだり、争いごとがお好きな方ってたくさんおいでになりますね。
そんな方は、どうぞ、悔い改めてください。

次は、六道のうち、畜生道へと堕ちて行きます・・・。