心臓血管のカテーテル検査を受けました | しょうかんのうだうだ

しょうかんのうだうだ

仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

昨年の秋ごろから、階段を登っても、少し走っても、最近では早足で歩いても、胸が痛苦しく、自分でも気になっていましたので、その不安から好きな自転車からもついに2ヶ月間も遠のいていました。

ので、25日の桂病院心臓血管センターでの3ヶ月に一度の薬を頂くついでに受ける診察で、ついに主治医の羽野嘉文Drにそのことを告白しました。
思っていたとおり、羽野Drは、「カテーテル造影検査をしましょう。早いほうが良いです。」ということで昨日その検査を受けました。

もともと、2011年5月、近くのシミズ病院で、脳神経外科の造影検査のついでに見つかった心臓冠動脈の狭窄をステントを入れて広げてもらってます。
その後しばらくして、このステントの調子をチェックするCT検査で肺に癌が見つかり、この桂病院にお世話になって以来、循環器科もこの病院に移して同じ薬を心臓血管の羽野Drに出して貰っています。
2年半前の初診では、すぐにでもとカテーテル検査を進められたのですが、妻の祖母が、気軽に受けた腕からのカテーテル検査で、脳血管が詰まり、半身不随になったこともあり、怖くて逃げていたのでが、その後、積極的なウォーキングや自転車での運動や私の症状に良く合った薬の追加で、血圧や脈拍等すこぶる数値がよくなりましたので、羽野Drはカテーテル検査を勧める事はなくなっていました。

そんな中、やはり少しづつ、血管が詰まってきていたのでしょうか、昨日の若い女性Dr、田中真沙美Drによる1時間10分に渡るカテーテル検査では、心臓をとりまく冠動脈から分かれた枝3箇所が途中から映っていません。
2箇所は、シミズ病院でCT撮影した時から細くなっていた血管らしいのですが、新に一ヶ所詰っているようなのです。
つまり、私の心臓は、しっかり元気に動作しているのですが、詰った血管を補うために自然に形成された細いバイパス血管でかろうじて維持している状態のようです。

この血管は、まだ細いので激しい動きには対応できなくなり、痛みを感じることになると思われます。狭心症そのものです。

ですので、また、できるだけ早い治療が適当ということなので、さっそく17日の日曜日から2週間ほど入院し、月曜日に第一回、数日後に2回目と計3回に分けてカテーテルによる経皮的冠動脈形成術(狭窄した心臓の冠状動脈を拡張し、血流の増加をはかる治療)をするということになりました。

検査とその説明を受けたのが、主治医の羽野Drではなく、若い女性医師の田中Drだったので、このセンターの施術担当医師の決め方に多少疑問があるのですが、たぶん、呼吸器科もそうでしたから、所長以下部長や医長という立場の医師が相談して、その患者に適した医師を担当させているのだと思われます。

病院の方針だと思うのですが、ご丁寧にも今朝、9時過ぎ、昨日のカテーテル検査を担当した田中Drより電話で、針を抜いた患部のその後の様子を聞いて来られました。患部は、絆創膏だけで順調に塞がっていますので、検査のお礼とそのことを告げました。
その時に、実際に治療する担当医のことを聞いたのですが、施術して頂く担当医師はまだ未定のようです。

2月になれば、快調に動くエンジン(心臓)に復活することを期待してオーバーホール治療、受けてきます(^o^)