熊本のあさりの産地偽装問題。闇が深い。中国から仕入れたアサリを一度砂にまき、すぐに獲ってから熊本産として売り出してた件だ。出荷量の9割以上がそうだったみたいだ。
まあでもそう言う問題は今に始まった話ではなく、過去には例えばノルウェー産の鯖を仕入れ、静岡で加工すると静岡産として出せると言うめちゃくちゃな時代があったわけだ。だからトレーサビリティという言葉が産まれ、今の時代は産地偽装ができなくなった。今は原材料がどこの国で獲れたかは裏に記載されてある。
そんな時代なのにバレるとは思わなかったのだろうか?
アホとしか思えない。消費者を裏切った報いは、アサリ業者の大量廃業という結果に現れるだろう。
昨日西友に行くと、今まで熊本産で売っていたアサリがしれっと中国産に変わっていた。正直、10年前くらいから怪しいとは思っていた。国産にしてはいつも元気がないし、小粒すぎるし、そこまで美味しくない。僕が子供の頃は地元山口でもあさり獲れてたけど今はぼほいない。なのに熊本だけこんなに獲れるって何かカラクリがあるんだろうか…とも思っていた。
違和感は当たっていた。
もうこうなると、わかってはいることだけど、各地の潮干狩りのあさりも同じような感じだろうな…。中国産をばら撒いてるだけにすぎないんだろう。