安倍晋三と金正恩、ともに3代目 | ふじくまさんのブログ

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朝鮮半島情勢として、北からの軍事攻撃もアメリカからの軍事攻撃も現時点では出来ない状況にある。

 

北朝鮮がアメリカと戦争する気があるなら、まず南進してる。

韓国にアメリカ軍がいるから南進は出来ない。

つまり、北朝鮮はアメリカとは戦争するつもりは無い。

 

では、アメリカからの軍事攻撃は?というと、それも難しい。

アメリカはクリントン大統領時代に北朝鮮に軍事攻撃をかけようとした。しかし、試算をすると米韓日に大きな犠牲が伴う。結果、クリントンは攻撃を見送った。

クリントン時代でさえ見送った軍事攻撃を今出来るのか?ということがある。

 

もし仮に米軍が北に対し軍事攻撃を決断したとなれば、日韓に対し事前に通達をし両国政府の了承が必要になる。

アメリカが北への攻撃をするには日韓の国民をすぐに避難出来る状況にしないといけない。

ただ、安倍総理がこれを認めるには総理の首を賭けた決断になるかもしれない。

と、いうのも国民の生命と財産を守らなければいけない総理が国民を犠牲にすることを了承する決断をすることになるから。

 

安倍総理が臨時国会冒頭で解散をするというのであれば、つまり米軍による軍事行動はないということ。

一部12月に米軍が軍事行動に出るという噂もあるが、アメリカも北朝鮮もお互い挑発と煽りを繰り返すチキンレースの一環と見るのが一般的ではないか?

 

今は核やICBM等のミサイルの注目がなされているが、北朝鮮という国は今年の2月、金正男を暗殺するという手段をとった。

韓国は今、親北派の政権なので荒らす必要性は無いが日本やアメリカに対し要人の暗殺ということも十二分に考慮すべきことではないかと思われる。金正男のようにあからさまにするかどうかは別として。

 

金正恩の目的は祖父金日成からの悲願である南北統一。

安倍総理は祖父岸信介からの悲願である憲法改正。

ともに3代目。

ともに健康問題を抱えているという点も共通。

 

北が南進するには韓国から米軍が撤退していることが絶対条件。

アメリカが自ら韓国の駐留米軍を撤退させるということは、まずありえないが、韓国政府が韓国の駐留米軍を撤退させる決断をする可能性はある。前任の朴クネ大統領ならありえなかっただろうが現在の文在寅大統領なら可能性として十分ありえる話。

例えば鮮戦争を正式に終結させるということで南北で平和条約を結べば、韓国に米軍が駐留する必然性は無くなる。